スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが1日、東京都内で行われた長編最新作「レッドタートル ある島の物語」(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督)の完成披露会見に登場。長編アニメーションから引退している宮崎駿監督が、ジブリを訪ねてきたマイケル監督と対面した際に「素晴らしいスタッフと作っている」「このスタッフが欲しい。このスタッフがいれば俺も(まだ)やれるかな」と触発されていたことを明かした。
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また、宮崎監督は「今の世界のアニメーション情勢は、日本のアニメーションにいい意味でも悪い意味でも影響を受けているが、あなたの作品は一切影響を受けていない、それが見事である」とマイケル監督を絶賛していたという。
さらに、鈴木プロデューサーは、「日本のアニメは手描きからCGへの転換期で、ジブリも厳しい選択を迫られている」と説明。今後のジブリの製作体制については「これからは流動的だと思う」「ジブリもいろんなお話があります。製作はジブリでCGはウチで、とか。まだまだ考えていかなきゃいけない、そういう時期だと思っています」と語った。
会見にはマイケル監督も出席し、「この映画の中でどのようなフィーリングを表現したいのか考えて、自然に対する尊敬の気持ちを感じていただける作品にしたいと思った」と説明。また、ジブリとの関わりについて「最初ジブリさんと契約書もなく始めた。信頼関係があったから何も決めずに仕事を始めることができた。意見の違いもありましたし、ちょっとしたいさかいももちろんありましたけれども、高畑(勲)さん、鈴木さん、ジブリの皆さんを信頼しています」と笑顔をみせた。
「レッドタートル」は、「岸辺のふたり」でアカデミー賞短編アニメーション映画賞を受賞するなど高い評価を得たマイケル監督の長編初監督作品。第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で特別賞を受賞したほか、第41回トロント国際映画祭の「映画祭ディスカバリー」部門への出品も決定している。17日公開。
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