24日に公開される映画「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド監督)のプロモーションで来日中のハリウッド俳優のトム・ハンクスさんが16日、東京都内で、共演のアーロン・エッカートさんとともに会見を行った。同作は2009年にあった航空機事故を再現しており、会見には特別ゲストとして実際の飛行機に搭乗していた日本人客、滝川裕己さんと出口適さんも同席。ひと足先に2人に会ったハンクスさんは「僕らを嫌っていないようで安心しました」とちゃめっ気たっぷりにコメント。「その場にいたのですから、何を言われても受け止めますが、我々が事実を事実としてちゃんと伝えたか、正確かを感じてほしい」と語った。
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「ハドソン川の奇跡」は、米ニューヨークのハドソン川で起きた航空機「USエアウェイズ1549便」の事故を映画化。実際に起きた航空機事故からの生還劇の裏に隠された実話を描いており、155人の命を救い国民的英雄になったものの、殺人未遂の容疑をかけられた機長をハンクスさんが演じている。
ハンクスさんは実話に魅力を感じる一方で、「実際に起きたことですから、勝手にフィルムメーカーが夢を見て作っているわけではない。実際に体験したもの、感じたものを、映画というスクリーンにできるだけ正確に描かなければ」と、その難しさを熱弁。「できるだけノンフィクションにしたい。もちろん多少作り上げる部分はありますが、真実のDNAが含まれているかが大事」と語った。
出来栄えには自信があるといい、「どういうふうに実際にあったことが解釈されているかが非常に興味がある。私たちが知ってる話に、実は2幕、3幕があったということに興味がある」と見どころを語った。同作を見た出口さんは「一番びっくりしたのは、命を救ってくれた機長が容疑者扱いされていたことを知ったこと」といい、滝川さんは「中身がすごくリアル。実際に体験した者から見ても、事実を忠実に再現されているなと思いました」と、驚いていた。
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