上白石萌音:歌手デビューライブで「君の名は。」主題歌 新海監督の絶賛に感涙

歌手デビューミニアルバム「chouchou(シュシュ)」の発売記念イベントで歌唱する上白石萌音さん
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歌手デビューミニアルバム「chouchou(シュシュ)」の発売記念イベントで歌唱する上白石萌音さん

 興行収入130億円を突破した劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)のヒロイン三葉を演じて話題の女優、上白石萌音さんの歌手デビューが決定。4日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、ミニアルバムの発売記念イベントを開き、主題歌「なんでもないや」をライブで初披露した。「『この人は歌うべき人なのだ」と強く思いました」という新海監督の肉声のメッセージがサプライズで紹介されると、上白石さんは「本当にうれしい」と感激の涙を見せた。

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 上白石さんは、東宝シンデレラオーディションで審査員特別賞を受賞し、2011年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」でドラマデビュー。映画「舞妓はレディ」(周防正行監督)やミュージカル「 赤毛のアン」に主演し、豊かな歌唱力も見せていた。

 デビューミニアルバム「chouchou(シュシュ)」では、「君の名は。」の主題歌で、RADWIMPSの「なんでもないや(movie ver.)」や劇場版アニメ「時をかける少女」の挿入歌「変わらないもの」など映画の名曲5曲をカバーしている。

 ライブで、アルバム収録曲を披露した上白石さんは、「たくさんの方に聴いてもらえる日が来るなんて、幸せだなって、夢みたいだなって思います」と喜びを語った。新海監督は「萌音ちゃんの声は細くて長い針のようだと思います。知らない間に耳に差し込まれて、心の奥の柔らかな部分をそっと刺すような、甘く懐かしくて、いとおしい痛みをもたらす声です」と絶賛。「僕たち『君の名は。』チームは、萌音ちゃんが世界のどこにいても、ずっと君を応援しています」というメッセージを贈った。

 上白石さんは、14日に生放送される音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演することも発表された。

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