逃げ恥:タイムシフト視聴率で全番組トップ

タイムシフト視聴率が10月のトップになった「逃げるは恥だが役に立つ」(写真は15日放送の第6話=TBS提供)
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タイムシフト視聴率が10月のトップになった「逃げるは恥だが役に立つ」(写真は15日放送の第6話=TBS提供)

 女優の新垣結衣さん主演の連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」(TBS系)のタイムシフト視聴率が13.7%(第3話、関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録し、10月に放送されたテレビ番組(15分以上)の中で首位を獲得したことが分かった。エンディングで新垣さんら出演者がキュートに踊る「恋ダンス」や、「エヴァンゲリオン」「情熱大陸」などのパロディーを盛り込んだ演出で注目されており、高い話題性が貢献した格好だ。

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 タイムシフト視聴率は、録画しておいた番組を7日内(168時間内)に見たタイムシフト視聴の指標、総合視聴率はリアルタイム視聴とタイムシフト視聴のいずれかでの視聴を示す指標のこと。重複視聴分は除かれる。

 10月のタイムシフト視聴率の上位は連続ドラマが占め、「逃げ恥」と「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系、第4話、10.8%)の2番組だけが、10%を超えた。なお、リアルタイムの視聴率では「逃げ恥」が12.5%、「地味にスゴイ!」が11.2%、総合視聴率では「逃げ恥」が23.4%、「地味にスゴイ!」が19.9%だった。

 バラエティーでは「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の14位(4.9%)が最高だった。また、プロ野球・日本ハムが日本一を決めた日本シリーズの第6戦(日本テレビ系)はリアルタイムの視聴率が25.1%だったものの、タイムシフト視聴率は0.1%にとどまった。

 「逃げ恥」は、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくり(新垣さん)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野さん)と契約結婚して、“訳ありの新妻”として生活を始めるというラブコメディー。15日放送の第6話の予告編では、9年前に「パパとムスメの7日間」(TBS系)でのセーラー服姿を、新垣さんが再び披露して話題を呼んでいる。毎週火曜午後10時放送。

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