渡辺謙:今年の漢字は「驚」 「“サプライズ”がたくさんあった年」

「山田太一ドラマスペシャル『五年目のひとり』」の試写会&舞台あいさつに登場し、「驚」という字を披露した渡辺謙さん
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「山田太一ドラマスペシャル『五年目のひとり』」の試写会&舞台あいさつに登場し、「驚」という字を披露した渡辺謙さん

 俳優の渡辺謙さんが14日、東京都内で行われた主演ドラマ「山田太一ドラマスペシャル『五年目のひとり』」(テレビ朝日系)の試写会&舞台あいさつに登場。「今年1年を振り返る漢字一字」として、「驚」と書き上げた渡辺さんは、「1月に体に異常があり、胃がんで内視鏡手術をすることになりました。その後にブロードウェーにも立てましたし、妻(南果歩さん)の乳がんも見つかったり。今年は“サプライズ”がたくさんあった年」と振り返っていた。

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 ドラマは、山田太一さんのオリジナル脚本で、東日本大震災の津波で家族を失った中年男性・木崎秀次と中学生の松永亜美の不思議な交流を通じて、震災の“その後”と“再生”を描いた作品。市原悦子さん、高橋克実さん、柳葉敏郎さん、木村多江さん、板谷由夏さん、山田優さん、蒔田彩珠さん、関西ジャニーズJr.の西畑大吾さんらも出演する。

 舞台あいさつには、西畑さん、蒔田さん、脚本の山田さんも出席。同ドラマで初共演となった市原さんについて、渡辺さんは、「常にナックルボールがくるような感じ。必死に受け止めるのが本当に楽しかったです。演じているというより、市原さんにもてあそばれているようなシーンばかりでした」と満面の笑みで撮影を振り返っていた。なお、この日は市原さんも出席予定だったが、体調不良のため欠席した。

 「山田太一ドラマスペシャル『五年目のひとり』」は19日午後9時に放送。

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