今年流行した言葉を決める「2016 ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンに、「(僕の)アモーレ(イタリア語で“愛する人”)」が選ばれたサッカー日本代表の長友佑都選手と交際中の平愛梨さんが1日、東京都内で行われた表彰式に出席した。長友選手から「アモーレ」と表現された平さんは、表彰式で「この賞を手にしまして驚いています。こんなにすてきな賞をいただくことができて本当にうれしく思います」と感極まって涙声でコメントした。
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平さんは「会話の中で、たまに『僕のアモーレは何してる?』と言ってくれてたんですよ」と話題になる前からの日常的に語られていたことを明かし、長友選手に向けて「すごく大変な状況だと思いますが、勝負をする方なので。こんな私ですが末永くよろしくお願いしますと言いたいです」と呼びかけた。
平さんは「周りのたくさんの人にアモーレとお声をかけていただきまして、遠距離の私はこの言葉に支えられました」と感謝の気持ちを表現。また、司会の生島ヒロシさんに結婚の報告時期について聞かれた平さんは、「長友さんが今年の年末に戻られますので、そのときに一緒にお伝えできたらなと思います」と笑顔で応え、今月下旬に喜びの報告があることをほのめかした。一方、長友選手からは「大切な人に向けた言葉が日本の多くの人に使っていただき、今回の賞をいただいたことを心からうれしく思います。僕自身がすごく好きな言葉なので、もっと多くの人に使ってもらえるとうれしいです」と喜び、「支えてくださるすべての方に感謝しております。今の僕は、とにかくピッチの上で結果を出すために、頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。
新語・流行語大賞のトップテンには、「ゲス不倫」や「PPAP」、「聖地巡礼」などが入った。大賞には1991年以来25年ぶり7度めのリーグ優勝に輝いた広島カープの活躍を表現する「神ってる」が選ばれた。
同賞は1984年にスタートし、今年で33回目。「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の編集部の調査で候補語を選出し、東京大学名誉教授の姜尚中さん、歌人の俵万智さん、女優の室井滋さん、マンガ家のやくみつるさんらが名を連ねる選考委員会でトップテンと年間大賞を選出した。