女優の杉咲花さんが、米林宏昌監督の新作劇場版アニメ「メアリと魔女の花」のヒロイン・メアリ役の声優を務めることが24日、明らかになった。杉咲さんは「タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることもうれしかったですし、運命的なものを感じました」と話している。アニメは7月8日公開。
ウナギノボリ
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杉咲さんは米林監督の劇場版アニメ「思い出のマーニー」で少女・彩香(さやか)役で出演。今回演じるメアリについて、「すごくまっすぐで前向きな女の子です。決して器用な人ではないのですが、誰かのために一生懸命頑張ろうとする姿はすごく魅力的だと感じました。きっと映画を見ていただく方もメアリの愛らしい姿に心を揺さぶられるのではないかと思います」とコメントしている。
米林監督とタッグを組む西村義明プロデューサーは、メアリの声を杉咲さんに決めたのが「今からちょうど1年前」と説明。「思い出のマーニー」で彩香を演じた当時16歳の杉咲さんの声を思い出し、その起用を米林監督に提案して快諾を得たという。西村プロデューサーは「製作は順調に遅れていて本番のアフレコはまだ先ですが、この夏、米林映画の新たなヒロイン・メアリと“花”の大冒険に、ぜひご期待ください」とアピールしている。
「メアリと魔女の花」は、英国の女流作家メアリー・スチュアートさんが1971年に出版した児童文学「The Little Broomstick」が原作。背が低く、クセ毛に赤毛にそばかすの平凡な11歳の少女メアリが、ひょんなことから奇想天外な大冒険に巻き込まれ、勇気を持って前に進む姿を描いている。
米林監督は「思い出のマーニー」や「借りぐらしのアリエッティ」などスタジオジブリの作品を手がけ、2014年末にスタジオジブリを退社。16年12月に「メアリと魔女の花」の製作を発表していた。
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