コミケ92:日本最大の同人誌即売会が小雨の中開幕 叶姉妹も参加

11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット92」
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11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット92」

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)92」が11日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で雨の中開幕した。13日まで。2020年の東京五輪を前に大規模イベントの警備強化を図る警察の要請を受けて、2015年冬のコミケ89から4回連続で手荷物検査を実施している。初日には、タレントの叶姉妹が参加することも話題になりそうだ。

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 コミケは、1975年に始まったマンガや小説・ゲーム・音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。2016年夏は3日間で約53万人、同年冬も3日間で約55万人を集めた。

 11日に気象庁が発表した東京都内の最高予想気温は28度で、午前8時は約22度と連日の猛暑とは一転した。会場も雨がちらつく中、同人誌や限定グッズを求める人たちが早朝から長い列を作った。コミケ初日となる同日は、「艦隊これくしょん-艦これ-」や「刀剣乱舞」などのゲーム系を扱う1万以上のサークルがそろう。

 参加サークルは、「角」「壁」「シャッター前」などと呼ばれる場所に配置される。列整理のしやすいシャッター前は、プロとしても活躍するマンガ家やイラストレーターらが出展することもあり、人気のサークルになると、開幕と当時に長蛇の列ができ、昼前には売り切れることもある。また、マンガ誌の編集者が、新人をスカウトするために動き回る姿も見られる。

 企業ブースは、KADOKAWAや小学館などのエンタメ系企業に加え、日本郵便の郵便局切手販売所や、地方の萌えキャラクターのグッズ販売などを行うアニメ・マンガ地域サミットなどが出展する。

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