田辺誠一:竹中直人演じる織田信長に乗り移られる! 「超高速!参勤交代」脚本家のSPドラマに主演

10月に放送されるスペシャルドラマ「父、ノブナガ。」の一場面=CBCテレビ提供
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10月に放送されるスペシャルドラマ「父、ノブナガ。」の一場面=CBCテレビ提供

 俳優の田辺誠一さんが主演するスペシャルドラマ「父、ノブナガ。」(CBCテレビ・TBS系)が10月7日午後2時に放送されることが28日、明らかになった。竹中直人さん演じる織田信長が戦国時代からよみがえり、田辺さん演じるサラリーマンに乗り移る……というヒューマンコメディーで、田辺さんは「歴史人物が乗り移るという、なかなか無いタイプの、でもリアリティーがある作品になっていると思います」とアピールしている。

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 ドラマは、時代劇コメディー映画「超高速!参勤交代」シリーズの土橋章宏さんが脚本を手がける。物語は、ぱっとしないサラリーマンの小田一夫(田辺さん)が、ひょんなことから仕事で大きなプロジェクトを任されることになり、一夫に乗り移った信長が大胆な行動を起こし……という展開。一夫の母の介護に疲れた家族の再生物語も描かれる。一夫の妻、美紀を森口瑤子さん、娘の七海を雑誌「JUNON(ジュノン)」(主婦と生活社)のコンテスト「第3回 JUNON produce Girls CONTEST」でグランプリを受賞した染野有来(ゆら)さんが演じる。

 撮影は、7月22日から8月1日に岐阜市街を中心に、岐阜城などで行われた。竹中さんは「岐阜城に登ったのは初めてです。田辺君との共演、そして一緒に岐阜城に登ったことは一生忘れない素晴らしい思い出になりました」とコメント。田辺さんは「信長によって、一人の男が家族とどう変わっていくのか、土曜の午後に家族皆さんで見ていただき、楽しんでいただけたら」と話している。

 岐阜市は、今年を信長が岐阜に入城し、地名を「岐阜」に改名してから450年を迎えたとして記念事業「信長公450プロジェクト」実施している。ドラマを監督したCBCテレビ制作・情報部の堀場正仁さんは「岐阜命名450年ということで、地元として何かできないか?と思い、このドラマを企画しました」と明かし、「信長の強さ・優しさを感じてほしい。信長の魅力をたっぷりと味わってください!」とコメントしている。

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