成海璃子:異色グルメドラマに出演 周囲も驚く食へのこだわり明かす

深夜ドラマ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」に出演する成海璃子さん
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深夜ドラマ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」に出演する成海璃子さん

 女優の成海璃子さんが出演する深夜ドラマ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」(MBS・TBS)が5日から順次スタートする。ドラマは、料理の味や見た目ではなく食べ方にフォーカスしたおおひなたごうさんのグルメマンガを実写化。食べることが大好きだという成海さんは「すっぱいものが好きで、お酢には、こだわっています。マイルドな味ではなく、きりっとした味のお酢が好み。(周りの人が)だめなんじゃないっていうぐらい、かけちゃうんですよね」と笑顔で明かした。

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 「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」は、「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)で連載中のおおひなたごうさんのマンガが原作。食べ方で大げんかするカップルと、周囲を取り巻く個性的なキャラクターが繰り広げるヒューマンドラマ。料理の食べ方に人一倍こだわりを持つ主人公の田宮丸二郎を青柳翔さんが演じ、成海さんは、二郎の恋人で、女性若手漫才コンビ「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」として活動する、みふゆを演じる。大谷亮平さん、八木将康さん、武田玲奈さん、佐藤二朗さんらも出演する。

 お笑い番組などを「あまり見ない」と言う成海さんは、みふゆの役作りについて「どういうふうに演じればいいのか悩みました」と振り返りながら「劇中でネタを見せるシーンがあるのですが、実際に芸人さんがどうやるのかレクチャーを受けました。初めてやるようなことばかりで楽しかったです」とほほ笑む。

 劇中には、“目玉焼きの黄身をいつつぶすか”という内容で、二郎とみふゆが議論する場面が登場する。成海さんは「『目玉焼きにはしょう油だろ』『黄身は最後まで残す』など、普通だったら、感情が必要のないせりふに、感情を乗せないといけなくて、難しかったです。面白いやり取りなんですけど、せりふを覚えるのに苦労しました」と振り返る。

 食べ方にこだわりを持つ二郎のような男性は「絶対に嫌(笑い)。食べることが好きっていうのは、素晴らしいんですけど。いちいち(食べるところを)見られて指摘されたら……。自由に食べたいですよね」と語った。

 「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」は、MBSで5日から毎週日曜深夜0時50分(初回のみ、深夜1時5分スタート)、TBSは7日から毎週火曜深夜1時28分に放送。また、BS12ch「TwellV」でも8日から毎週水曜深夜2時に放送。

 <プロフィル>

 なるみ・りこ 1992年8月18日生まれ、神奈川県出身。2000年にテレビドラマ「TRICK(トリック)」(テレビ朝日系)の主人公の少女時代を演じて女優デビュー。02年「TRICK 劇場版」で映画デビューを果たした。05年にはドラマ「瑠璃の島」(日本テレビ系)で初主演。07年には「神童」で映画でも単独で初主演を務め、同年の2本目の主演映画「あしたの私のつくり方」の演技力が評価され「山路ふみ子映画賞新人女優賞」など数々の賞を受賞した。

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