お笑いコンビの「とろサーモン」が3日、東京都内で開催された漫才コンテスト「M-1グランプリ2017」(ABC・テレビ朝日系)の13代チャンピオンに輝いた。コンビ結成15年目、今回がラストチャンスでの快挙となったが、久保田かずのぶさんは「どこかでずっとM-1を憎みながらやっていた部分がありまして。今日(優勝して)回収できました」と語った。
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とろサーモンは、久保田さんと村田秀亮さんのコンビ。2002年結成で、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。03年からM-1に出場し、昨年までで準決勝進出9回という実力派だったが、決勝進出は今回が初めて。村田さんは「ずっと売れない時代が長かったので優勝したことがまだ受け入れられてない」と現在の心境を語り、M-1について「昨年まで決勝に行けなかったので、正直挫折しかけた。今まで漫才をやっていたのは、決勝に行くためだった。今回は決勝に行けてこんなうれしいことはない」と話した。
今回から導入された、直前にくじで漫才をする順番を決める新ルール「笑神籤(えみくじ)」について、村田さんは「トップ(最初の順番)ではないように祈っていました。3、4番目を狙って3番が来たのでラッキーだなと思って、のびのびできた」と説明した。しかしファーストラウンドの最後は、ボーダーラインの3位ギリギリ。久保田さんは「最後のジャルジャルのときは、貧乏ゆすりをしていたし、負けコメントも考えていた」と苦笑いしていた。
売れなかった時代について、村田さんは「正直、東京に来て仕事がなくて、毎日家のフローリングで涙しているときがあって……。やめようかなと思うときがあった」、久保田さんも「東京に来た時はむちゃくちゃだった。社長の靴をみがいたりとか……、いろいろなことがよぎりますね」と振り返っていた。
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