玉木宏:デビュー20周年で「もっと大きく」 袴姿で決意語る

映画「悪と仮面のルール」のイベントに参加した玉木宏さん
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映画「悪と仮面のルール」のイベントに参加した玉木宏さん

 俳優の玉木宏さんが成人の日の8日、東京都内で行われた主演映画「悪と仮面のルール」(中村哲平監督)の公開直前イベントに袴(はかま)姿で出席。今年は芸能デビュー20周年の“成人の年”で「いろいろな経験をさせてもらいましたけど、あっという間だと思いますし、まだまだ未熟で、もっと大きくならなければ」としみじみと語った。

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 玉木さんは今後の芸能生活について「年相応であるということ。いろいろな役をいただいて、どんな役でも説得力を持たせられるような生き方をしたい。仕事もそうだし、プライベートでしていることも反映していくと思うので」と決意を語った。

 イベントには共演の新木優子さんも黒と紫をベースにした古典柄の振り袖姿で出席。新木さんも今年はデビュー10周年の節目の年で、「実感がない。学生と並行してやらせていただいていたので」としながら、「10年目以降は仕事と向き合える機会が増えるので、仕事一筋で成長していかなければと思いますね」と抱負を語っていた。

 「悪と仮面のルール」は、芥川賞作家の中村文則さんが2010年に発表した小説で、特殊な環境で育ってしまった男の究極の愛の物語。悪となるために“作られた”少年・文宏(玉木さん)は、愛する少女・香織(新木さん)を守るため、父を殺し、顔と名を捨て、そして香織の前から去る。文宏は別人になりすますが、香織を守るため再度、罪を犯すことを決意する……というストーリー。13日公開。

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