バスケットボールを題材とした青春小説を実写化した映画「走れ!T校バスケット部」(古澤健監督、2018年秋公開)に、5人組ボーカル・ダンスユニット「M!LK(ミルク)」のメンバー・佐野勇斗さんが出演することが28日、分かった。佐野さんは、志尊淳さん演じる主人公・田所陽一が入部する弱小バスケットボール部のキャプテン・矢島俊介を演じる。
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映画は松崎洋さんの同名小説が原作。中学時代、バスケットボール部のキャプテンだった田所陽一は、強豪私立である白瑞(はくすい)高校に入学するが、部内で激しいいじめに遭い、自主退学する。「二度とバスケはしない」と誓い、通称T校と呼ばれる多田野(ただの)高校に編入した陽一だが、連戦連敗の弱小バスケ部から勝負を挑まれ、そのまま入部することに。そこで陽一は、キャプテンの矢島俊介をはじめ、個性的なチームメートと出会い、仲間とのバスケの楽しさを思い出していく。そして迎えたウインターカップ。因縁のライバル・白瑞を相手に、弱小バスケ部は勝利を手にすることができるのか……というストーリー。
サッカー経験がある佐野さんは、身体能力の高さを生かし、今回バスケットボールに初挑戦。矢島俊介は“3ポイントシュートの名手”という高いスキルが必要とされる役柄のため、志尊さんと同様に撮影前には元日本代表の半田圭史さんの猛特訓を受け、技術を習得したといい、「最初はパスを受けるのも難しかった」という佐野さんも、撮影が始まる頃にはそのことを全く感じさせないほど、見事に演じていたという。
同世代の方たちと共演できて、本当に楽しい現場でした! クランクイン前からバスケットの練習をみんなでしていたので、撮影が始まる頃には本当に良いチームワークができ上がっていて、現場でも役柄について意見を交わし合いながら、お互いを高めあえる存在でした。監督も僕たちの気持ちにすごく寄り添ってくださる方だったので、全員で作品を作り上げていっている感覚が楽しかったです!
バスケットは初挑戦でした。俊介はキャプテンであり、3ポイントシュートの名手という高いスキルを必要とされる役柄だったので、すごく苦戦しました。最初はパスを受けるのも難しかったですが、実際にバスケットをやっている人たちからも認めてもらえるように、必死に練習しました!
この映画は僕たちがリアルに挑戦したバスケットが見どころです!! 最後の試合のシーンでは何度失敗しても、みんなで励まし合って作り上げた、最高に素晴らしいシーンになっているので、ぜひ注目してください!
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