女優の永野芽郁さんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」の第1回が2日に放送され、平均視聴率が21.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したことが分かった。朝ドラの初回としては、前作「わろてんか」に続き2作連続で20%の大台に乗せ、好スタートを切った。
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初回の視聴率としては、2016年度上半期放送の「とと姉ちゃん」の22.6%には及ばなかったが、前作「わろてんか」の20.8%、17年度上半期の「ひよっこ」の19.5%、16年度下半期の「べっぴんさん」の21.6%の前3作を上回った。関西地区の初回視聴率は19.2%だった。
制作統括の勝田夏子チーフ・プロデューサー(CP)は「初回から大変多くの皆さまにご覧いただき、誠にありがとうございます。ヒロインの胎児時代から始まるという一風変わったスタートではありましたが、この先もどんどん魅力的なキャラクターが動き出し、コメディーの中にも心に残るシーンが次々と登場していきます。(脚本の)北川悦吏子さんの人の心の機微を巧みに拾い上げて魅せる脚本、ヒロイン永野芽郁さんの伸びやかな笑顔と演技、菅野祐悟さんのおもちゃ箱のような音楽、星野源さんの主題歌が彩る爽やかなタイトルバック、そしてベテラン俳優陣による絶妙なアンサンブル……などなど、引き続きお楽しみいただければ幸いです」とコメントしている。
「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛(すずめ、永野さん)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。
2日の第1回では、岐阜県東部の田舎町で食堂を営む楡野家。宇太郎(滝藤賢一さん)の妻・晴(松雪泰子さん)は待望の第1子を妊娠中で、宇太郎の父・仙吉(中村雅俊さん)と母・廉子(風吹ジュンさん)は孫の誕生を待ちわびていたが……という展開。ヒロインが胎児から登場し、視聴者から「新しい」「前代未聞」「斬新」などの声も上がった。
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