ディーン・フジオカ:主演ドラマ“拷問シーン”「きつくて降参」 長髪&ひげ姿のカットも

連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」のワンシーン=フジテレビ提供
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連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」のワンシーン=フジテレビ提供

 俳優のディーン・フジオカさんが主演する連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(フジテレビ系)。主人公の柴門暖(フジオカさん)が冤罪(えんざい)で投獄され、“復讐の鬼”と化して自分を陥れた者たちに制裁を下していく……という復讐劇だ。第1話(19日放送)で印象深かったシーンとして、フジオカさんはとらわれの身となり拷問を受ける場面を挙げ、「(囚人のシーンは)本当に全身真っ黒でした。拷問シーンでは、あまりにきつくて初めて自分からタップアウト(降参)して撮影を止めてしまったぐらいです(笑い)」と振り返った。

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 “拷問”シーンの撮影をしてから、テーマの一つとなっている「復讐」についての考え方が少し変わったといい、「今でも復讐は良くないと思っています。でも、暖の経験を演技として追体験してしまうと、彼が復讐に走ってしまうのも仕方ないのかな? と、思えてしまいました。これはきっと僕だけでなく、見てくださる方に共感いただけると思います」とコメント。

 さらに、「暖もそうですが、人間として禁断の一歩を踏み出してしまう様子が、一人一人のキャラクターでそれぞれ描かれます。魅力的な出演陣が演じるので、存在感やキャラクターの業の深さも見どころです。本来、人が越えてはいけないようなことを、登場人物たちはあっさりと乗り越えてしまうんです……」と語り、「どんな年代の人でも楽しめる作品になっていると思います。ぜひ、リアルタイムでご覧ください!」とアピールした。

 今回、暖と婚約者の目黒すみれ(山本美月さん)の幸せそうなツーショットや、暖が逮捕されてしまう場面、長髪でひげが伸びきった暖の姿などの場面カットも公開された。

 ドラマは、「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」が原作。船員の暖が、冤罪で15年間投獄され、最愛の婚約者・すみれと未来の家族を奪われながらも何とかはい上がり、自分を陥れた南条幸男(大倉忠義さん)、同僚の神楽清(新井浩文さん)、入間公平(高橋克典さん)に緻密なわなを仕掛けて復讐する……という内容。19日から毎週木曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。
 

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