「イヤ〜ん」などのギャグで人気を博しながら、2016年の熊本地震を機に吉本新喜劇を退団した安井まさじさん。安井さんが地元熊本で立ち上げた「よしもと南国劇団」が13日、大阪市北区のよしもと西梅田劇場で“凱旋(がいせん)公演”を行う。吉本新喜劇の現座長のすっちーさんや酒井藍さんらが応援に駆けつける。安井さんは「皆さん思いっきり楽しんでくれなきゃイヤ~ん!!」と意気込みを語っている。
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安井さんは1982年、熊本市出身。NSC(吉本総合芸能学院)大阪校25期生で、「ジャルジャル」「銀シャリ」らと同期だ。07年に吉本新喜劇に入団し、胸を触られると「イヤ~ん」、ひざを触られると「ヒザ~ん」などとのけぞりながら反応するギャグで人気を博した。16年4月に熊本地震が発生、幸い実家は無事だったが、安井さんは「実家に帰った時に両親の背中が小さく見えた」と退団して熊本で活動することを決意した。
震災から2カ月後に熊本に帰郷。ピン芸人として活動しながら、「劇団を作りたい」と模索し、同級生で熊本県の住みます芸人として活動していた「もっこすファイヤー」らの協力で、同年10月には「よしもと南国劇団」を旗揚げ。その際のことを「タイミングと人のつながりって大事だなと改めて思いました。感謝しかありません」と振り返る。
震災から丸2年となる4月15日に熊本で開いた公演も成功し、新喜劇の本場・大阪に凱旋することになった。演目は安井さんの書き下ろしで、熊本の活性化のため大きなテーマパークを誘致しようという人々を描いた喜劇。もっこすファイヤーと佐賀の住みます芸人・ひのひかり智さんに加え、すっちーさんと酒井さんら新喜劇の仲間たちも出演する。ネタ出演では、「とろサーモン」をはじめ、「和牛」や「ミキ」などの人気コンビが登場する。
安井さんは「僕が熊本に帰って何をやっているのかを、お世話になった大阪の皆さんにお伝えできるいい機会をいただきました。熊本のアピールをしながら、大阪と新喜劇の胸をお借りして思いっきりお伝えさせていただきます」と力を込める。
公演は13日午後6時半開場、午後7時開演。全席指定3800円(前売り3300円)。チケットよしもと予約問い合わせダイヤル(0570-550-100)まで。
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