吉岡秀隆:SPドラマで金田一耕助役 「八つ墓村」で映画デビュー「縁を感じております」

NHK・BSプレミアムで7月放送のスペシャルドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」で主人公の金田一耕助を演じる吉岡秀隆さん
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NHK・BSプレミアムで7月放送のスペシャルドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」で主人公の金田一耕助を演じる吉岡秀隆さん

 俳優の吉岡秀隆さんが、横溝正史原作のスペシャルドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」(NHK・BSプレミアム)で、主人公の金田一耕助を演じることが11日、分かった。吉岡さんは、金田一耕助役を渥美清さんが務めた横溝正史原作の映画「八つ墓村」(1977年公開)が映画デビュー作で、「縁を感じております」と明かしている。

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 「悪魔が来りて笛を吹く」は、1951(昭和26)年発表のミステリー小説で、横溝正史作品には珍しく、東京の元華族の屋敷が舞台になっている。銀座の有名宝石店で、毒物を使った殺人事件が起きる。容疑者と目された旧華族の椿英輔は「これ以上の屈辱に耐えられない」と自殺を遂げる。無実を信じる娘の美禰子からの依頼を受けた金田一耕助は、椿邸で行われた奇妙な占いに立ち会うが、その夜、館に居候していた元伯爵が殺害される。捜査を始めた金田一は、旧華族のインモラルでおどろおどろしい人間関係やおごり、それらが生み出した怨念と悲劇に向き合っていくこととなる……というストーリー。

 脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」「ディストラクション・ベイビーズ」の喜安浩平さん。2016年にNHK・BSプレミアムで放送されたドラマ「獄門島」で喜安さんとタッグを組んだ吉田照幸さんが演出を手掛ける。

 吉岡さんは「事件を解明していく金田一の人柄、人間性のようなものを、吉田組の現場で一つ一つ金田一のように探究心を持って解明できれば私なりの金田一耕助が生まれると思っております。 極上の和製エンターテインメントができるよう、今は祈るような気持ちです」と話している。

 ドラマは7月28日午後9時~同10時59分に放送される。

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