悪魔が来りて笛を吹く:志田未来、中村蒼ら第2弾キャスト発表 吉岡秀隆の“金田一姿”も

スペシャルドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」に出演する志田未来さん(左)と中村蒼さん(C)NHK
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スペシャルドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」に出演する志田未来さん(左)と中村蒼さん(C)NHK

 7月28日放送のスペシャルドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」(NHK・BSプレミアム)の第2弾キャストがこのほど発表され、志田未来さんや中村蒼さんらが出演することが分かった。また、吉岡秀隆さんが扮(ふん)する主人公・金田一耕助のビジュアルも公開された。

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 ドラマは、1951(昭和26)年発表の横溝正史の同名のミステリー小説が原作。横溝正史作品には珍しく、東京の元華族の屋敷が舞台になっている。銀座の有名宝石店で、毒物を使った殺人事件が起きる。容疑者と目された旧華族の椿英輔は「これ以上の屈辱に耐えられない」と自殺を遂げる。無実を信じる娘の美禰子からの依頼を受けた金田一耕助(吉岡さん)は、椿邸で行われた奇妙な占いに立ち会うが、その夜、館に居候していた元伯爵が殺害される。捜査を始めた金田一は、旧華族のインモラルでおどろおどろしい人間関係やおごり、それらが生み出した怨念と悲劇に向き合っていくこととなる……というストーリー。

 志田さんが椿美禰子、中村さんが椿家の書生・三島東太郎を演じるほか、倉科カナさん、池田成志さん、益岡徹さん、村上淳さん、市川知宏さん、橋本マナミさん、山村紅葉さん、火野正平さん、倍賞美津子さんらも出演する。

 脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」「ディストラクション・ベイビーズ」の喜安浩平さん。2016年にNHK・BSプレミアムで放送されたドラマ「獄門島」で喜安さんとタッグを組んだ吉田照幸さんが演出を手掛ける。

 志田さんは、「時を重ねる度に映像化され、今まで諸先輩方が演じてこられた美禰子を演じさせていただけることに、喜びとプレッシャーを感じております。一番視聴者の方の目線に立っている役だと思っていますので、美禰子と共に事件に迷い込んでもらえるよう精いっぱい、努めたいと思います」と意気込んでいる。

 また中村さんは、「これまで数多く映像化されてきた金田一シリーズに自分の名前を刻めることを光栄に思います。また、新しい金田一作品が生まれることにとてもワクワクしています。非常に難しい役どころで常に頭を悩ませながら撮影を行っていますが、今回の吉田組でしか作ることができない作品と三島東太郎を作っていけたらなと思っています」とコメントしている。ドラマは7月28日午後9時放送。

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