キンプリ永瀬廉:初主演映画「うちの執事が言うことには」クランクアップで涙

アイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉さんの初主演映画「うちの執事が言うことには」の場面写真(C)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会 uchinoshitsuji.com
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アイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉さんの初主演映画「うちの執事が言うことには」の場面写真(C)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会 uchinoshitsuji.com

 アイドルグループ「King & Prince」(キンプリ)の永瀬廉(れん)さんの初主演映画「うちの執事が言うことには」(2019年公開)の撮影がクランクアップしたことが5日、明らかになった。名門・鳥丸家第27代当主で、色彩感知能力が高く、目をかばうためにいつもメガネをかけている烏丸花穎(からすま・かえい)役を演じた永瀬さんは「まだまだ未熟な僕だったので、皆さんにご迷惑をおかけしたことも多々あったと思いますが、この1カ月間、花穎として本当に楽しくやらせていただきました」と感極まった様子であいさつ。同作に出演する同グループのメンバーで、すでにクランクアップをしていた神宮寺勇太さんがサプライズで駆けつけ、永瀬さんの労をねぎらうと、永瀬さんの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。

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 また、執事の衣更月蒼馬役を清原翔さんが演じることが発表され、烏丸家の優雅な朝食時を描いた場面写真も公開された。

 永瀬さんより先にクランクアップをしていた清原さんは、永瀬さんのクランクアップ当日は撮影が入っていたため、サプライズで電話にて永瀬さんのクランクアップを祝ったという。永瀬さんは「僕の初主演映画がこの作品で、一緒に作り上げてくださった方々がみなさんで本当によかったと思っています!」とあいさつした。

 一方、清原さんは「永瀬君とは初対面、初共演だったんですが、すごく愛されキャラなんだと思います。現場でも明るくみんなに愛されていました」とコメント。撮影現場では「最初はなかなかなじめずにいた」という清原さんだが、「永瀬君がどんどん話しかけてきてくれてたおかげで、仲良くさせていただきました。最初に脚本を読ませていただいたときに思った“面白い”という感情が、見てくださる方にもちゃんと伝わる作品になればと思っています」と話した。

 映画は、2014年3月に発売された高里椎奈さんの小説が原作。15年11月にコミックス化され、17年3月から新シリーズ「うちの執事に願ったならば」も刊行されている人気シリーズ。永瀬さんが演じる花穎は、日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となり、18歳にして、すでに飛び級で大学を卒業するほどの頭脳明晰(めいせき)、しかも色彩に関して特別な能力を備えたキャラクター。監督は、映画「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」などの久万真路さんで、脚本は、高倉健さんの遺作となった「あなたへ」で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した青島武さんが担当する。

 突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、花穎が留学先から急いで戻ると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬だった。父が残した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる、大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺さん)とは何者なのか。さらに、次々に起こる不可解な出来事……花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのかというストーリーが展開する。

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