娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?
最終回 捨て身の復讐、決着。
12月23日(火)放送分
宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!」とテレビ東京がタッグを組み制作されるドキュメンタリードラマ「このマンガがすごい!」が、10月から同局の「ドラマ25」枠(毎週金曜深夜0時52分~同1時23分)で放送されることが22日、分かった。女優の蒼井優さんが番組ナビゲーターを務める。
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ドキュメンタリードラマは、蒼井さんが毎回異なるゲスト俳優と好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるためにどのような役作りをするのかに迫る。また、マンガのコマに俳優が入るという特殊な方法で、マンガを実写化するまでの過程を見せていく。ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」などの松江哲明さんがメガホンをとる。ゲスト俳優は後日発表される。
蒼井さんは撮影を振り返り、「私がインタビューさせていただくんですけど、全然上手にできていなくて、でも皆さんすごく優しくて助けられました。普段役者同士でどういうふうに役作りをするかとか、してきたかという話をすることがないので、皆さんがマンガ実写化にあたっての役作りをされているところを見学させてもらったのは貴重な経験でした」とコメント。
続けて、「私は今回10人の、イレギュラーで11人の役者さんにお会いして(笑い)、かっこよくていとおしいなと皆さんに対して思いました。ゲストに来てくださった方のすべてが映っているわけではないんですけど、皆さんの知らない部分や、めったに見られないような役作りの過程とかを見ていただけるので、見てくださった方が、ゲストの方をより好きになっていただけたらうれしいなと思います」と見どころを語っている。
松江監督とプロデューサーの藤野慎也さんのコメントは以下の通り。
若手俳優がゲストに来た際、蒼井優が「あなたはこっち側に来ないでいいのに!」と言いました。その時、私はその言葉に納得しつつも「ようこそ」と心の中でつぶやいたのです。彼の前にこの番組に参加していたある先輩は獣の姿でオーディションを行い、また別のベテランは60(歳)を過ぎて小学生を演じ、または風俗嬢に教えを請う芝居が好きで好きで仕方がない方もいました。「こっち側」とはそんなふうに役と向き合う姿をカメラの前でさらすことです。私は「こっち側」を初めて体験した若手を含め、役者とはなんと面白い存在なのかと気付かされ、そして彼、彼女らの原動力となったマンガ愛について考えさせられました。この番組は蒼井優と11人の役者が平成最後の夏に経験した「こっち側」の記録です。
ドラマ、映画にかかわらず昨今の映像作品は、その多くがマンガ原作で支えられていると言っても過言ではありません。マンガを実写化する上で、マンガファンの皆様の期待を裏切らない作品にすることは、作り手に課された使命であると言えます。と同時に、俳優の方々が世界観を壊さずマンガのキャラクターをいかに演じるかというのは、作品の出来を左右する重要な要素の一つです。そんな俳優の方々が、避けて通ることができなくなった「マンガの実写化」について考え、日ごろ培われてきた「演技論」を存分に活用して、好きなマンガのコマの中に入り、本気でキャラクターを演じられました。俳優さんたちの果敢な挑戦の全容をお楽しみください! そして、蒼井優さんはじめ、テレビ東京の深夜番組にはもったいない豪華な俳優の皆様にご出演いただきました。続報にご期待ください!
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