高良健吾:行定勲監督と故郷・熊本愛トーク “熊本人あるある”も

映画「うつくしいひと/うつくしいひと サバ?」ブルーレイ&DVD発売記念チャリティートークイベントに登場した高良健吾さん(左)、行定勲監督
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映画「うつくしいひと/うつくしいひと サバ?」ブルーレイ&DVD発売記念チャリティートークイベントに登場した高良健吾さん(左)、行定勲監督

 俳優の高良健吾さんが24日、東京都内で行われた短編映画「うつくしいひと/うつくしいひと サバ?」(行定勲監督)のブルーレイ&DVD発売記念チャリティートークイベントに登場。行定監督が「僕はあまり熊本愛がないんですが、隣にいる高良君はすごく熊本愛がある」と紹介すると、高良さんは「なぜこんなに熊本が好きなのかというのは、そこに住んでいる人が好き、自分の仲間が好きっていうだけなんです」と説明し、「行定さんは嫌い嫌いって言うけれど、(続編映画を撮るなど)一番熊本のことをやってると思う。(行定さんは)熊本のこと、嫌いじゃないと思っています!」と指摘して、行定監督を照れさせた。

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 高良さんは「一番長く住んでいる土地は東京になった。熊本に対する思いは変わらずあるんですが、自分が育った場所、地元のことしか知らなくて、今の熊本のこと、知らないことが多すぎて、寂しくなったりする」と熊本への愛をにじませた。

 イベントでは、2人が撮影秘話を語ったほか、観客の質問に回答。熊本県に旅行するという観客に魅力を聞かれて「夜が面白い」「熊本でしか食べられないラーメンがある!」と、口々に熊本県のおすすめスポットを紹介。“熊本人”の特徴を聞かれ、行定監督が「自己主張が強いんです。『これは俺のお陰、俺がおらんかったらうまくいかなかった』と言うんです。謙虚だなと思う人でも言います」と“熊本人あるある”を披露すると、高良さんも「いい意味で、マウントを取ってくる人がいますよね」と笑顔で同意していた。

 「うつくしいひと」は、熊本県出身の行定監督や俳優陣によって製作された熊本発の約40分の短編映画。城下町の問屋街にある倉庫の2階「玉屋末吉探偵事務所」の探偵・玉屋末吉(高良さん)の元へ、謎の美女と小柄な男の2人の依頼人がやってくる……というストーリーで、橋本愛さん、姜尚中さん、石田えりさん、米村亮太朗さん、熊本県のキャラクター「くまモン」も登場した。「うつくしいひと サバ?」は、震災後の傷ついた街並みや風景、復興しようと頑張る“今の熊本”のありのままの姿を映した続編で、高良さんは両方に出演している。ブルーレイは4800円、DVDは3800円(共に税抜き)、売り上げの一部は熊本地震義援金として寄付される。

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