俳優の佐藤健さんが8日、渋谷モディ(東京都渋谷区)で行われた写真展「佐藤健写真展2019」の会見に登場。現在放送中のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」でヒロインの幼なじみ・萩尾律役を演じている佐藤さんは、ドラマの序盤で学生服姿を披露したことについて聞かれると「違和感しかなかった」と苦笑交じりに回答。ただ、「正直、自分で着て厳しいなと思うんですけど『まだ大丈夫』と言ってくれる人もいて。この先、年を重ねていくと、いよいよ(そういう人が)いなくなる。『着てもいいよ』とまだ言ってくれる人が少しでもいるときに着たいなと役者人生の中で思っていたことだったので、いい機会でした」と笑顔で語った。
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律と幼なじみのヒロイン・鈴愛を演じた永野芽郁さんとは約10歳差となるが、佐藤さんは「彼女(永野さん)が大人っぽいですし、過去に(永野さんが)窪田正孝さんや鈴木亮平さんと同い年役をやっているので。鈴木亮平さんと同い年役をやっているなら、俺もまあいいかなと。そこはちょっと安心ですね」と冗談めかしてコメント。朝ドラの長期間におよぶ撮影については「撮影自体が楽しいし現場も居心地がいいので、特にストレスなく過ごせていました」と振り返った。
写真展は、佐藤さんの「2019年カレンダー」と、朝ドラで律を演じた佐藤さんに完全密着したフォトブック「『佐藤健 in 半分、青い。』PHOTO BOOK」の発売を記念して、東京、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で開催。今年29歳となった佐藤さんの20代最後を切り取った「2019年カレンダー」に収まりきらなかったカットなど約40点を展示するほか、超特大パネルやフォトスポットも設置されている。また「半分、青い。」の写真展を併催し、佐藤さんが演じる萩尾律にフォーカスしたカット約30点を公開する。
佐藤さんは写真展について「こうして(写真を)残していただけるのもありがたいし、どれだけのニーズがあるか分からないけど、一人でも喜んでくれる方がいるなら、やってよかったなと思います」とコメント。お気に入りの写真は、青空をバックに佐藤さんが舞うリボンを見上げている1枚といい、「『半分、青い。』のオープニングで鈴愛がリボンを持って走っているのにちょっと似ているなと思って」とその理由を明かした。
写真展は、東京が8日~10月3日に渋谷モディの「hmv museum」(HMV&BOOKS SHIBUYA 6階)で開催。入場料金は500円。「半分、青い。」の写真を展示する「『佐藤健 in 半分、青い。』PHOTO BOOKスペース」は無料で観覧できる。大阪は8~30日に「hmv museum 心斎橋」(HMV&BOOKS SHINSAIBASHI 店内)、名古屋は8日~10月3日に「hmv museum 栄」(HMV 栄 店内)、仙台は15日~10月10日に「hmv museum 仙台」(HMV仙台 E BeanS 店内)、福岡は15日~10月10日に「hmv museum 博多」(HMV&BOOKS HAKATA 店内)で開催。