放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんが、来年1月から放送されフジテレビの“月9”ドラマ「トレース~科捜研の男~」(月曜午後9時)の主演を務めることが29日、分かった。錦戸さんが“月9”の主人公を演じるのは初めて。錦戸さんのほか、新木優子さん、船越英一郎さんも出演。船越さんが同枠に出演するのは初めてで、新木さんは現在放送中の「SUITS/スーツ」に続き、2期連続での“月9”出演となる。
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ドラマは、元科学捜査研究所(科捜研)の研究員だった古賀慶さんのマンガ「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)が原作。ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員の真野礼二(錦戸さん)は、「鑑定結果こそが真実」と鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じる男。刑事であろうと容赦なく反論し、闇に葬り去られようとしている真実のかけらを見つけ、亡くなった被害者の思いや無念を明らかにし、難事件を解決に導く姿を描く1話完結作品。脚本は「鍵のかかった部屋」などの相沢友子さん、監督は「信長協奏曲」「LIAR GAME」(いずれもフジテレビ系)などの松山博昭さんらが担当する。
新木さんは、何の目的もなく科捜研に入るも、遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることになり、その一方で被害者や遺族に感情移入する科捜研新人法医研究員の沢口ノンナ、船越さんは、真野とは全く逆で、長年の刑事の勘を頼りに事件を捜査し犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平を演じる。
「トレース~科捜研の男~」は2019年1月7日午後9時から放送。
(オファーを)言っていただけてすごくうれしいことですし、一生懸命頑張らなくてはと思います。
大丈夫なんですか(笑い)? 科捜研といえば「科捜研の女」が出てきますし、イメージ強いんで。対抗したいというわけではありませんし、あそこまで長く続く番組ということは魅力がある番組でしょうし、負けないような魅力のある番組になればいいと思います。
冷たく見えて実は熱い、ということでしょうけど。原作とドラマになったときの真野というキャラクターがどれくらい一緒になるか分かりませんが、毎週見てておもろいな、と思えるキャラクターがそれぞれ出てきたらいいですし、ドラマはドラマで一生懸命作りたいと思います。
そうですね! 頑張らないといけないです。科捜研、といえば事件ですから、いろいろなことが起こるでしょうし、事件の中にも隠されたいろいろなことが、いろいろな理由があって起きているというのを暴いていくのが僕らですから。本当の理由を探すところでのプロセスもこのドラマの面白さになっていくと思うので、いろいろな世代の方がシンプルに毎週月曜日を楽しみにしてくれるようなドラマになれるよう、一生懸命頑張ります!
続けて出させていただけてうれしかったです。職業が、去年は医者(コード・ブルー)で、今年はパラリーガル(SUITS/スーツ)、次は科捜研の新人研究員ということで、また新しい自分を見せていけたらと思っています。
「トレース」という題名だけを最初うかがっていたのですが、原作とまた違った色が、ドラマ・映像になることによって出せるタイトルになるのではないのかな、と。映像は映像で楽しんでいただけるような作品になればいいな、と思います。
(「コード・ブルー」シリーズや「SUITS/スーツ」とは)現場も違いますし、毎回新鮮な気持ちでやらせていただいているので、作り込むというよりは、その場で感じたものをしっかりと自分の中に落とし込んで、役として作品の中で生きられるようにしたいと思います。
「トレース~科捜研の男~」の映像の中の楽しみというかキャラクターの違いだったり、実写化になったからこそ楽しめる作品のすてきな部分をこれから作っていきたいと思うのでぜひ楽しみにしていただければと思います。
ほぼ縁がない世界で生きてきたからね。月9にあんまり崖とか出ないよね(笑い)。来た! と思ったんですけどね。ついにロマンチックなあの伝統の月9で、初老の男の恋話でもやれるのかな、と思ったんですけど、世の中そんなに甘くはない、と。
「科捜研の女」は十数年続いているわけですからね。俺は十数年たつと70越えか(笑い)。でもそのくらい長寿番組になれるほどの魅力を俺たちも作っていきたいね。背筋を伸ばすというか、姿勢を正すというか。はっきり言えばプレッシャーを背負ったな、という感はあります。ま、でも、科捜研の男は亮ちゃんだからさ! 俺たちはこのタイトルで少し安心するという。このドラマは亮ちゃん次第だな!
設定は定年間近の老刑事。いつかやるときがくると思っていましたし、いつかそこに行きたいと思っていましたけれども、実はその影を背負ったのは初めてですから。所轄からのたたき上げでやっと警視庁まで行ったけれども、恐らくもう出世もない、自分の未来がしっかり見えてしまった中で、そこまでキャリアを積んできた職業人としての刑事は一体何を考え、感じ、何を思うのだろうということを同世代の方に共感していただけるような刑事像を作っていきたいと思っています。
オーソドックスな刑事ドラマとは一味も二味も違う、やはりフジテレビさんが、月9が作ると刑事ドラマもこうなるんだ、というような、そんな作品を皆さんと一緒に作っていけたら、と。僕もサスペンスをずっと自分のフィールドワークというか生業(なりわい)にしてきましたが、新しい地平を皆さんにお見せできるのではないか、また僕もそれを見る旅に一緒に出られたらな、と思っております。何はともあれ錦戸亮次第です!
当然のことながら、マンガは原作者一人でつくることはできません。多くの方々のご指導、ご協力があってどうにか連載を続けています。さらに多くの表現者の方々の力が集まってドラマが制作されることとなり、その一端を担えますことをとても光栄に思います。
脚本を読ませていただきました。スピーディーでスリリングな展開、感動的だったり、クスッと笑えるシーン。ここにさらに演出が加わり、魅力的な役者さんたちがキャラクターに命を吹き込む。そうしてドラマが完成すると想像するだけでワクワクします。いち視聴者として、今から放送が楽しみです。原作はこれから、クライマックスに向けてさらに面白くなってまいりますので、こちらもよろしくお願いします。
初めてこの「トレース」という原作を読ませていただいたとき、今まで抱いていた科捜研のイメージが覆されました。ただひたむきに真実究明のために鑑定する研究員たちの姿はまさに“ヒーロー”そのものでした。実際に古賀先生にお会いした際にも、研究員時代、「犯人を捕まえたい」「真実を明らかにしたい」という思いで犯人や被害者が残した痕跡・証拠品を鑑定していたとお聞きし、これは新たなヒーロー像が作れると確信しました。
そんな主人公・真野礼二には正義感だけではない、陰惨な過去をまとったミステリアスさがあります。映像化にあたり、真野役のキャスティングで真っ先に頭に浮かんだのが錦戸さんでした。容姿端麗だけではない、男の色気とお芝居でみせる奥深い表情をお持ちの錦戸さんなら、正義感とミステリアスさの中にも哀愁や憂いを持った主人公・真野礼二にしていただけると思いました。個人的にいつかご一緒してみたいと思っていた俳優さんだったので、今から撮影が楽しみです。
また、新人研究員のノンナは、このドラマにおける視聴者の皆様の目線です。同世代の方々のカリスマ的な存在である新木優子さんなら皆様から愛され、共感されるキャラクターにしていただけると思い、今回オファーさせていただきました。「コード・ブルー」「SUITS/スーツ」とはまた一味違う等身大の新木優子さんをお楽しみください。
そして、たたき上げの暴れん坊ベテラン刑事、虎丸役には、数々の作品で刑事役を演じてこられた百戦錬磨の船越英一郎さんしかいないと思いました。視聴者の皆様から「こんな船越さん見たことない」と言っていただけるような虎丸刑事を監督とともに目指していきたいと思います。また、錦戸さん演じる真野と虎丸のハラハラドキドキするぶつかり合いにもぜひ、ご注目ください。
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