瑛太:鈴木亮平は「日本一の役者バカ」「和製ロバート・デ・ニーロ」 ハリウッド進出に期待 

NHKの大河ドラマ「西郷どん」のトークショーに登場した鈴木亮平さん(左)と瑛太さん (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」のトークショーに登場した鈴木亮平さん(左)と瑛太さん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーが4日、鹿児島市民文化ホール(鹿児島市)で行われ、西郷隆盛役の鈴木亮平さんと大久保利通役の瑛太さんが登場した。

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 鈴木さんは瑛太さんについて、「かっこいいし、芝居がうまいし、憧れの存在だった」といい、「共演できてうれしかった。しかも、本当に幼少期から一緒に生きてきた感覚を持つことができて、改めて大河ドラマのすごさを実感した」とコメント。一方で瑛太さんは、研究熱心で肉体改造までしてしまう鈴木さんのことを「日本で一番の『役者バカ』」と称賛し、「まさに和製ロバート・デ・ニーロといえる存在であり、ハリウッドや海外に進出して活躍してほしい」とエールを送った。

 この日の会場には約2000人のファンが集結。サプライズで「クランクアップ、おやっとさあー!」との声が客席から飛び、鈴木さんと瑛太さんは地元の人々の温かさに触れ、感無量の様子だった。

 クランクアップの次の日には「気持ちをすぐ切り替えることができた」という鈴木さんは、「最後まで悔いを残さずに散った西郷さんの気持ちだった」としみじみ。瑛太さんは「僕の中ではまだ終わっていない。演じた役が自分の肉体に刻まれるので、今も大久保が体の中で生きている。篤姫で演じた小松帯刀も今も体の中で生きている」と明かした。

 最後に鈴木さんは、「西郷を生き切ったので、その集大成を最終回まで見届けてほしい。そして、最後まで見ていただいた人たちに、西郷は鈴木亮平が演じてよかった、大久保は瑛太が演じてよかったと思っていただけたら幸せ」と地元ファンに思いを伝えた。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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