なつぞら:音楽は「おそ松さん」「3月のライオン」の橋本由香利 広瀬すず主演次期朝ドラ 

広瀬すずさん主演の2019年度前期の朝ドラ「なつぞら」で音楽を担当する橋本由香利さん=NHK提供
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広瀬すずさん主演の2019年度前期の朝ドラ「なつぞら」で音楽を担当する橋本由香利さん=NHK提供

 女優の広瀬すずさん主演で4月にスタートするNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の音楽を、人気アニメ「おそ松さん」や「3月のライオン」などで知られる橋本由香利さんが担当することが21日、明らかになった。橋本さんは「実写でしかも朝ドラの担当をするとはびっくりです。最初の北海道編では、笛や民族的な楽器も使うのでポイントになるといいなと思います」とコメントを寄せている。

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 制作統括の磯智明プロデューサーは、「十勝の丘を駆け抜ける、爽やかな夏風のようなフレッシュで心地よいメロディーを作ってくださいとお願いしました。アニメ作品『おそ松さん』『3月のライオン』などですてきな曲をたくさん発表している橋本さんに、満を持して朝ドラを担当していただきます。お楽しみに!」と話している。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。2019年4~9月に放送。全156回を予定。

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