アメトーーク!
意外と40歳いってる芸人
5月14日(木)放送分
「いいですね~!」「なるほど~!」の褒め言葉でおなじみのテレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」。1989(平成元)年4月1日にスタートした長寿番組が2月2日の放送で1500回を、4月で30周年を迎える。これまで訪問した家は1500軒以上、取材した家族は6000人以上。訪問した住宅の魅力を見たまま、感じたままに伝えている俳優の渡辺さんが番組の思いを語り、訪れた家を褒めまくり、「絶対に否定しない」理由を明かした。
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番組は、沖縄を皮切りに日本全国の名建築を訪ねる旅番組として企画され、計13回で終了する予定だったという。第1回は、京都駅を設計した建築家の原広司さんがデザインした城西小学校(那覇市首里真和志町)。渡辺さんは「沖縄から始まったロケが熊本あたりまで来たところで、僕は飛行機で取材に通うことに疲れてきて……(笑い)。それでプロデューサーに(近郊でロケができるし自分がいちばん興味を持っている)個人住宅の取材にしましょうよ」と提案したことがきっかけで、取材対象が公共建築から住宅専門にシフトチェンジしていったと説明する。
“探訪”の神髄は、リハーサルや下見は一切しない渡辺さんが住人や家との“初対面”で見せる新鮮な驚きだという。また、渡辺さんはトイレや風呂、キッチンの収納までも遠慮なくオープンする。山澤達義プロデューサーは「当初、建築家にはそういう取材はやめてくれ、と拒否されたんです。ところが、箸も食器もきちんと収まるように設計しているところを紹介すると、視聴者は『建築家はこんなことまでやってくれるんだ!』とビックリ。そうやって渡辺さんは、建築家に対する印象のハードルを下げてくれた」と分析している。
渡辺さんは、訪れた家の窓や椅子、手すりなどを褒めまくる。その背景には「僕は日本の住宅がもっともっと良くなればいいと思ってこの番組をやっています。施主に選ばれた建築家が一生懸命考えて建てた家なのだから、僕はうまく仕上がっている部分を褒めて、それが放送されて評判になればいい。そうすることでその建築家を育て、ひいては住宅事情が良くなっていけばいいと思っています。だから絶対に否定しない。建築家が施主の家族を思って一生懸命造っているものだから、いいところを探して世間話を織り込みつつ紹介しています」と信念を明かす。
平成時代の30年間、住宅を訪ねてきた渡辺さんは「この30年間で、家が使いやすくなりました。変形した土地にも創意工夫次第で居心地のいい空間を作ることができる。そういう建築家の感性や工夫の数々を挙げたらきりがないですね。また、番組を見てくれていた子供が番組の影響で建築家を目指し、やがて成長して夢をかなえた彼が設計した家を取材に行ったことがありました。彼はロケ現場の隅のほうに立って感激、緊張していた……。この番組が育てた青年たちとのこうした出会いは、涙が出るほどうれしい」と話している。
番組は、関東ローカルで毎週土曜午前4時半~4時55分、BS朝日で毎週日曜午前8時半~8時55分に放送。
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