SEKAI NO OWARI:永野芽郁主演映画「君は月夜に光り輝く」の主題歌担当 予告編ではキスシーンも

「君は月夜に光り輝く」の主題歌を担当するSEKAI NO OWARIのメンバー
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「君は月夜に光り輝く」の主題歌を担当するSEKAI NO OWARIのメンバー

 4人組バンド「SEKAI NO OWARI」が、女優の永野芽郁さんと、人気グループ「DISH//」のメンバーで俳優の北村匠海さんがダブル主演する映画「君は月夜に光り輝く君月)」(月川翔監督、3月15日公開)の主題歌を担当することが31日、明らかになった。同時に予告編の映像が公開された。

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 主題歌のタイトルは「蜜の月-for the film-」。2月27日に2枚同時にリリースされるSEKAI NO OWARIのニューアルバム「Eye」「Lip」の「Lip」に収録されている「蜜の月」を、今作の主題歌のために、メンバーがサウンドプロデューサーの小林武史さんと共にリアレンジした。

 楽曲を聴いた永野さんは、「映画の最後に、きれいな澄んでいる楽曲でさらに気持ちを盛り上げてくださって幸せです」。北村さんは「まるで作品の中での卓也とまみずの出会いのように、作品と楽曲の運命を感じました」とコメントしている。SEKAI NO OWARIも「王道なサウンドの中にも自分たちの色がある楽曲に仕上がりました」と自信をのぞかせていた。

 映画は、第23回電撃小説大賞で大賞を受賞した佐野徹夜さんの小説が原作。高校生の岡田卓也(北村さん)はクラスの寄せ書きを届けるため行った病院で入院中の同級生・渡良瀬まみず(永野さん)と出会う。明るく振る舞う彼女が患う病気は“不治の病・発光病”。細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなるという。そして、成人するまで生存した者はいない。卓也は病院から出られないまみずの“かなえられない願い”を代わりに実行し、その感想を伝える「代行体験」をすることに。体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に引かれていくが、半面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。まみずが卓也に託した最後の代行体験とは……というストーリー。

 予告編映像には、互いに引かれ合いつつも、迫りくる死と葛藤するまみずと卓也のキスシーンも登場する。さらに、娘を案じて涙を流すまみずの両親や“代行”体験を通して卓也が出会っていく人たちの姿も映し出されている。

 永野さん、北村さん、SEKAI NO OWARI、春名慶プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇永野芽郁さんのコメント

 「君月」の世界観に合わせて、映画用にアレンジしてくださったと聞いてとてもうれしかったですし、もともと描きためていた楽曲の中にぴったりのモノがあるという、運命的な出合いに感動しました。映画の最後に、きれいな澄んでいる楽曲でさらに気持ちを盛り上げてくださって幸せです。

 ◇北村匠海さんのコメント

 SEKAI NO OWARIさんに今回、映画「君は月夜に光り輝く」の主題歌を担当していただきました。既にこの世に存在していた曲と作品の世界観がリンクしていたことにすごい出合いだなと思いました。まるで作品の中での卓也とまみずの出会いのように、作品と楽曲の運命を感じました。「君月」の余韻を感じさせてくれます。

 ◇SEKAI NO OWARIのコメント

 新しいアルバムの制作期間中に今回のお話をいただき、そのとき既に完成しつつあったものの、主題歌として映画により寄り添えるようにアレンジし直した楽曲が「蜜の月-for the film-」です。

 サウンドプロデューサーとして小林武史さんと共に制作を行い、王道なサウンドの中にも自分たちの色がある楽曲に仕上がりました。アルバムに収録された「蜜の月」とは一味違うアレンジを気に入っていただけるとうれしく思います。

 ◇春名慶プロデューサーのコメント

 静謐(せいひつ)なイノセンスを感じる映画の幕切れをイメージし、オファーしました。愛する人を亡くした喪失感を、悲しみではなく、懐かしむように柔らかに包む主題歌をとのリクエストに見事に応えていただけました。

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