特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの劇場版をリバイバル上映する「平成仮面ライダー映画リバイバル上映会イベント」が17日、渋谷TOEI(東京都渋谷区)で行われた。“平成仮面ライダー映画”の中からアンケートで「もう一度スクリーンで観たい映画」1位に選ばれた2003年公開の「劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト」(田崎竜太監督)が上映され、その後の舞台あいさつに「仮面ライダー555」で乾巧/仮面ライダーファイズを演じた半田健人さんと東映プロデューサーの白倉伸一郎さんが登場した。
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白倉プロデューサーとともに当時の撮影秘話を語った半田さんは、さいたまスーパーアリーナで1万人のエキストラとともに撮影した時の心境を「当時19歳になったばかりで、芸能歴も1年未満みたいな時。1万人のエキストラさんがいる中でいつも通り芝居をしろというのが無理な話。やってましたけど緊張しました」と明かし、「あとあと田崎監督が、あの現場でいつもと同じ芝居をしていたのは芳賀優里亜だけだとおっしゃっていた」と語った。
また、白倉プロデューサーは、「テレビと(映画を)並行で撮るので、両方撮るために、昼間テレビを撮って夜映画を撮ればいいというフォーメーションになっていたので、最長で72時間ぐらい連続で撮影していたことも。その最中に(映画の)製作発表があって……」と過密なスケジュールだったと告白。製作発表時の状況を「555チームはぐったりなんですけど、(同席した同時上映の『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』出演の)アバレンジャーが元気すぎて……。(555チームは)寝ていないので、とても10代とは思えない目をしているという」と半田さんが明かすと、場内から笑いが起きた。
半田さんは「仮面ライダージオウ」出演時のことも振り返り、「その前も何度かやらせてもらいましたが、さらにうれしい思いだった。(草加雅人役の)村上(幸平さん)もいて、当時は経験が浅くてできなかったようなニュアンスの芝居とか雰囲気を出せればと思って演じた」と笑顔で語った。
イベント最後に半田さんは「この仕事をやってきて『555』を超えたものが自分の中でどれだけあるかと思うと、なかなか難しい。超えるような功績を残さなきゃいけないと思う一方で、やりたいことや見てもらいたいものがある中で見てもらえないことの方が多いけど、これだけ一つのコンテンツで熱く支持されているものを大事にしていく方がいいのでは。だから僕は(仮面ライダー)ファイズとして、乾巧として生きていきます」と力強く宣言し、集まった観客を沸かせていた。
イベントは、“平成仮面ライダー映画”の中からアンケートで選ばれた「もう一度スクリーンで観たい映画」と「みんなで応援したい映画」の1位の作品を上映するもので、「みんなで応援したい映画」1位には10年公開の「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」が選ばれた。
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