トレース~科捜研の男~:第9話 ついに最終章開幕! 美山加恋、和田正人らがゲスト出演

連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」第9話のシーンカット=フジテレビ提供
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連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」第9話のシーンカット=フジテレビ提供

 人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さん主演の“月9”ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第9話が4日に放送される。美山加恋さん、和田正人さんらがゲスト出演する。第9話は警視庁科学捜査研究所(科捜研)法医科に所属する法医研究員の真野礼二(錦戸さん)が、胡桃沢綾乃(美山さん)が殺害された事件の真実を追う。予告編は、「最終章開幕」とうたわれ、科捜研法医科長の海塚律子(小雪さん)と警視庁刑事部長の壇浩輝(千原ジュニアさん)が対面する場面も収録されている。

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 家族が殺害された25年前の「武蔵野一家殺人事件」を追う真野は、高校教師の早川(萩原聖人さん)から、殺害された時に妊娠していた姉の仁美(夏子さん)には、当時、交際相手がいたかどうか分からなかったと聞かされる。仕事帰りだった法医研究員のノンナ(新木優子さん)は、公園から出てくる真野の姿を見つけ、遅れて、早川が出てくるのを見かける。

 一方、捜査1課の刑事、虎丸(船越英一郎さん)は、アパートで殺害された綾乃(美山さん)の事件を捜査していた。死因は脳挫傷で、凶器は見つかっておらず、綾乃の頬には細かなひっかき傷があった。やがて、綾乃の元恋人の富樫康太(和田さん)が被疑者として浮上。富樫は傷害致死罪で7年間服役し、仮出所したばかりだった。

  7年前、富樫は、綾乃と結婚するためにある企業に就職したが、その企業は暴力団とつながりがあり、悪質な事業をしていた。脅されるような形で仕事を続けざるを得なかった富樫は、利権を争う相手から暴行を受けた際に、恐怖心から相手を刺してしまった。実はその事件で富樫を逮捕したのは虎丸だった。綾乃には、関口章太郎という婚約者がいたことから、事件は痴情のもつれが原因と思われた。

 着衣の血痕と付着物の鑑定を行った真野は、着衣にバラの花粉が付着していたことを報告する。綾乃の頬の傷は、バラのトゲによってつけられたものである可能性もあった。そして、事件当夜に富樫がバラの花束を購入していたことが判明する。真野は、富樫の犯行だとは信じられないという虎丸に、「あなたが信じるか信じないかは関係ない」と言い放つ。そんな中、富樫と思われる男が暴行事件を起こしたという通報が入る。

 「トレース~科捜研の男~」は、科捜研の元研究員だった古賀慶さんがマンガ誌「月刊コミックゼノン」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)に連載中のマンガ「トレース~科捜研法医研究員の追想~」が原作。真野が難事件を解決に導く姿を描くサスペンス。

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