なつぞら:広瀬すず主演100作目朝ドラ 第3回視聴率23.0%と初回超えで最高記録更新!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務める100作目のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第3回が3日に放送され、平均視聴率は23.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と第1回でマークした22.8%を上回り、番組最高記録を更新した。

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 3日の第3回では、北海道・十勝の柴田家に来て以来、なつ(粟野咲莉ちゃん)は泰樹(草刈正雄さん)の指導のもと、酪農の仕事を覚えようと早朝から働いていた。柴田牧場で働く悠吉(小林隆さん)と菊介(音尾琢真さん)親子は、なつが重労働にも取り組む様子に感心する。一方、富士子(松嶋菜々子さん)は、学校にも行かずに働くなつを心配する。ある日の夕食で、なつが食事をしながら居眠りをしてしまう姿を見た富士子は、たまらず泰樹に向かって思いをぶつけ……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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