アイドルグループ「欅坂46」の元メンバーの今泉佑唯さんが4日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで開催された舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」の公開ゲネプロ前の会見に出席。昨年グループを卒業し、同作で本格的に女優デビューした今泉さんは、「けいこの時とお客さんの前で実際に(演技)するのは全く違う。あのけいこはなんだったんだろう……」と語ると、同席した共演者などから「今泉は人に見られると力が出る」「スター気質」など絶賛され、照れ笑いを浮かべていた。
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会見には、今泉さんのほか、主演の味方良介さん、音楽グループ「lol(エルオーエル)」の佐藤友祐さん、お笑いコンビ「NON STYLE(ノンスタイル)」の石田明さん、演出の岡村俊一さんが出席。味方さんは舞台について「2時間通して全部見どころ。出演者が全力で一瞬たりとも(手を)抜かないの。一人でも抜いたら大きく崩れるけど、この座組なら、誰も抜かない。一瞬一瞬が見どころだと思っています」とアピールしていた。
「熱海殺人事件」は1973年に文学座に書き下ろされ、発表された故・つかこうへいさんの代表作の一つ。今作では、木村伝兵衛部長刑事を味方さん、婦人警官の水野朋子を今泉さん、犯人の大山金太郎を佐藤さん、富山から来た刑事の熊田留吉を石田さんが演じる。東京公演は5~21日に同所で上演。