名古屋の観光PR隊「名古屋おもてなし武将隊」の加藤清正と、同隊の一員で陣笠(じんがさ)隊の哉太郎がこのほど、同隊を卒業した。活動の拠点としている名古屋城(名古屋市中区)の二之丸広場で、卒業式にあたる「出立式」が行われ、2人は老若男女のファンの前で、メンバーと最後のパフォーマンスをし、ハイタッチで最後の交流を楽しんだ。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
卒業した清正は同隊で2代目にあたり、3年間在籍した。ファンに「誠実であれ。誠実というのは難しいんじゃわ。生きておると心が汚れてくるじゃろ。そんな経験ないか? わしはある。故に誠実であろう。誠に日々懸命に生きることによって、ぬしらの将来は明るいであろう。心より応援しとる。誠にかたじけなかった」とメッセージを送った。
「名古屋おもてなし武将隊」は、名古屋の魅力を全国に伝えようと2009年11月3日に結成された。名古屋にゆかりのある戦国武将の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次に扮(ふん)した“イケメン”たちが、名古屋城で観光案内をしているほか、各地のイベントやメディアに出演し、名古屋をPRしている。