パーフェクトワールド:山本美月、ヒロインに共感「撮影はきつかった」 恋愛エピソードも告白

連続ドラマ「パーフェクトワールド」に出演する山本美月さん(右)と瀬戸康史さん=関西テレビ提供
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連続ドラマ「パーフェクトワールド」に出演する山本美月さん(右)と瀬戸康史さん=関西テレビ提供

 俳優の松坂桃李さんが主演し、女優の山本美月さんが出演する連続ドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第6話が28日、放送される。21日放送の第5話では、川奈つぐみ(山本さん)を思って“ある決心”をした鮎川樹(松坂さん)の様子が描かれ、SNSでは「大号泣」などと話題を集めた。山本さんが、第5話の撮影についてや、自身の恋愛エピソードについて語った。

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 ドラマは、2014年から有賀リエさんが女性向けマンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中のマンガが原作。大学時代に事故に遭い、脊髄(せきずい)損傷で下半身不随になった建築士・鮎川樹と、高校時代の同級生・川奈つぐみとの純愛ストーリーを描いている。

 ◇「つぐみの気持ちに引っ張られて…」

 第5話では、つぐみがホームから転落しケガをしたのは、何もできない自分のせいだと自分自身を責める樹に、追い打ちをかけるようにつぐみの父・元久(松重豊さん)から「頼む! 娘と別れてくれ」と土下座されてしまう。樹は、「自分といると、つぐみのことをどんどん不幸にさせてしまう」とつぐみを思い、別れを告げる……という展開だった。

 「つぐみの気持ちに引っ張られて、(第5話のラストで)別れた日(の撮影)はきつかったなぁ」と振り返った山本さん。第5話では、瀬戸康史さん演じる是枝洋貴が、思いを寄せているつぐみに寄り添う姿なども映し出されたが、「あれだけ大きい恋愛をしていると、喪失感も本当に大きいと思うので、そばで支えてくれる人がいたら甘えてしまう気持ちは分かります」と共感している。

 ◇松重豊&堀内敬子演じる“両親”に「愛情を感じる」

 娘を思うあまり、「娘と別れてくれ」と土下座した父・元久。元久について、松重さんは「娘の彼氏が障害者であるという事実を、リアルに受け止めるということが、この役を演じる上での使命かなと思っています」と語っている。

 SNSでは、「それぞれの立場の気持ちがわかる」などの声があがっているが、山本さんは、「(つぐみの両親について)すごく愛情を感じます。愛情があるから、厳しくされているのが分かります。『この人たちのことを傷つけたくないな』って思わせる空気感は、本当にすごい」と話し、「長女としてあのご両親に育てられたら『気持ちに応えたい』という思いが、強くなると思います」と明かした。

 ◇山本美月が大失恋をしたら…

 物語にちなみ、自身が大失恋をしたら、どのように立ち直るのか聞かれた山本さんは、「大人になるにつれて『時間がかかるなあ』と思いますが、やっぱり、新しい恋愛をするのが一番だと思います」と告白。「女友達とたくさん遊ぶ、とかいうけど、それだけで埋まるような恋愛は、大恋愛ではない気がします」と持論を展開しつつ、「でもなかなかできないんですよね~、新しい恋って(笑い)」とコメントしている。

 第6話では、互いに断ち切れない思いを抱きながらも、新たな人生のスタートを切った二人。長女で責任感の強いつぐみは、樹への思いを断ち切るためにも、地元・松本へ帰る決断をするが……と展開する。今後の展開にも注目だ。

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