映画「モーリス」の「新録吹替 完成披露イベント」が6月16日、東京都内で行われ、吹き替えを担当した梶裕貴さん、島崎信長さん、内田雄馬さんが登場した。イベントでは、主人公・モーリスの吹き替えを担当した梶さんと、モーリスが恋心を抱くクライヴの吹き替えを担当した島崎さんが劇中の告白シーンを再現。島崎さんの「愛してる」というせりふに梶さんは照れ笑い。島崎さんは「梶さんが照れてくれたのでよかった」と満足げだった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　告白シーン再現では、スクリーンにモーリスとクライヴのせりふが映し出され、梶さんと島崎さんがせりふを披露。梶さんは「この場面だけ見たら、乙女ゲームのイベントみたい」と苦笑いしていた。

　「モーリス」（ジェームズ・アイヴォリー監督）は、時代に翻弄（ほんろう）される2人の青年の愛と苦悩を描いた文芸ドラマ。20世紀初頭の英国、ケンブリッジ大学でモーリスは同性愛を肯定するクライヴと出会い、恋愛関係を育む。卒業後も関係は続くかに見えたが、同級生が同性愛者として逮捕され全てを失うのを目の当たりにしてクライヴは激しく動揺し……というストーリー。

　新録吹き替え版は、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」の人気声優にフィーチャーしたオリジナル企画「吹替王国」の拡大版として制作。梶さんが主人公モーリス、島崎さんがモーリスが恋心を抱くクライヴ、内田さんがモーリスを惑わすアレックの吹き替えを担当する。「モーリス　4K【ムービープラス新録吹替版】」は、7月21日午後9時に放送。