なつぞら:第69回視聴率21.4%で好調続く まさかの「半分。青い。」にSNS沸く

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第69回が6月19日に放送され、平均視聴率は21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。前々日第67回は22.5%、前日第68回は21.9%をマークしており、第12週「なつよ、千遥のためにつくれ」(6月17~22日)に入ってからも、好調が続いている。

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 第69回では、アニメーション映画のキャラクター検討会が行われ、常盤御前のキャラクターを巡り、なつ(広瀬さん)と麻子(貫地谷しほりさん)の意見が対立する。そこで、仲(井浦新さん)と井戸原(小手伸也さん)は、ある提案を行う。午後になり、仲から呼び出されたなつと麻子は、1枚のキャラクターの絵を見せられる。その絵を見たなつは、自らの足りない部分を感じ、麻子に謝る。麻子は、謝るよりも仕事で責任を取るしかないとなつに伝え……という展開。2018年度前期の朝ドラのタイトル「半分、青い。」の文字が登場し、SNSを沸かせた。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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