真矢ミキ:21年ぶりも「やればできる!」 男装に自信

映画「Diner ダイナー」の舞台あいさつに登場した(左から)沙央くらまさん、真矢ミキさん、真琴つばささん
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映画「Diner ダイナー」の舞台あいさつに登場した(左から)沙央くらまさん、真矢ミキさん、真琴つばささん

 女優の真矢ミキさんが7月27日、東京都内で行われた映画「Diner ダイナー」(蜷川実花監督)の大ヒット記念の応援上映付き舞台あいさつに、真琴つばささん、沙央くらまさんと共に登場。同作で宝塚時代以来約21年ぶりとなる男装姿を披露した真矢さんは、感想を聞かれると「やればできる!」とにっこり。真琴さんらと、宝塚出身女優の“あるある”話で盛り上がった。

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 会場は元宝塚の男役スター3人の登場で大盛り上がり。真矢さんは「そういうノリは20年ぶりくらいで興奮しております。最近、今まで声をかけてもらえなかった世代にガンガン声をかけていただいている。『ダイナー』のおかげです」と、映画の反響を喜んだ。男装については「二度とやらないと思っていた」と言いつつ、撮影では「2人もそうだと思うのですが、形状記録なんだよね。ある程度の格好をすればカシャッと入るところがある」と自信を見せ、真琴さんらの共感を誘った。

 一方、真琴さんは「(映画を)撮影をする前にドラマで女性役をやっていたので『あれ? 私は誰?』と(混乱した)」と告白すると、沙央さんも「宝塚を卒業してから『女性になるにはどうしよう』と“性別迷子”みたいになっていた」と明かした。また、真琴さんは「宝塚は全部寸止めなんです。(劇中で真矢さんの)肩に手をかけているように見えて、空間が空いている」と、劇団時代の先輩後輩関係の名残を明かして、観客の笑いを誘っていた。

 映画は、平山夢明さんのサスペンス小説「ダイナー」(ポプラ文庫)が原作。天才シェフで元殺し屋のボンベロ(藤原竜也さん)が店主を務める殺し屋専用のダイナー(食堂)を舞台に繰り広げられるサスペンスエンターテインメント。真矢さんは、美しき殺し屋・無礼図(ブレイズ)、真琴さんと沙央さんはその部下の荒裂屈巣(アレックス)と雄澄華瑠(オスカル)をそれぞれ演じている。

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