女優の天海祐希さんが、垣谷美雨さんの小説「老後の資金がありません」(中公文庫)を映画化する「老後の資金がありません!」で主演することが11月27日、明らかになった。天海さんが映画に単独主演するのは、「狗神」(2001年公開)以来、19年ぶり。「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018年公開)の前田哲監督がメガホンをとる。2020年9月18日公開。
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主人公の“普通の主婦”後藤篤子を演じる天海さんは、「誰もが老いていく中、『老後の資金』を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれどちょっと笑えるすてきな作品になるのでは?と思います。ぜひ、この作品を見て、老後の問題を先に知っていただいて、ご自分の人生を考えつつ、将来に備えていただけたらいいなあと」とコメントしている。
映画「老後の資金がありません!」は、26万部突破した垣谷さんのベストセラー小説が原作。家計に無頓着な旦那の章とフリーター娘のまゆみ、大学生の勇人を息子に持つ、節約がモットーのごく普通な主婦、後藤篤子が主人公。夫の給料と自身がパートで稼いだお金をやり繰りし、憧れのブランドバッグも我慢して、コツコツ老後の資金をためてきた篤子。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだったが、娘の派手婚、しゅうとの葬式と、資産激減の中、夫婦そろって失職……など悩みもがきながら幸せを探す様子を描く。
このお話をいただいた後、「老後の資金」が何千万円ないといけないなどとニュースになりまして、とてもタイムリーな作品だと思いました。原作も、クスクス笑い、考えさせられながら拝読しました。きっと、どなたでも共感できる作品なのではないでしょうか。
誰もが老いていく中、「老後の資金」を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれど、ちょっと笑えるすてきな作品になるのでは?と思います。ぜひ、この作品を見て老後の問題を先に知っていただいて、ご自分の人生を考えつつ、将来に備えていただけたらいいなあと。
前田監督をはじめ、素晴らしいスタッフ、キャストと、見てくださる皆様に楽しんでいただけるよう撮影中です。きっと、クスクス笑いながらも皆様の毎日に役立つ作品になると思っています。ぜひ、楽しみにしていただけたらうれしいです。
「映画について」
タイトルに引かれてしょうがない。誰もが気になり、 避けては通れない「老後」のこと。そして、強烈なキャラクターが勢ぞろいした濃いキャスト。映画として面白くならないわけがない。だからこそ、悩ましい。
もしつまらなければ、監督のせいである。うれしい悲鳴をあげながら、撮影している。「ああ、映画をどうすればいいのか?」と、同時に、「ああ、老後をどうすればいいのか?」大きな問題が二つも迫っている。その答えは、映画の中にある!? この映画は、人生に明るさと元気と、幸せをもたらす物語であります。
「天海祐希さんへのコメント」
天海祐希さんはジョーカー! どんな設定であろうが、いかなる状況だろうが、ベストに遂行され、アクシデントさえも取り込んでしまう、その多様性と万能さは、オールマイティーなトランプのジョーカー以上の活躍である。
節約を重ねてコツコツためてきたのに、見えを張ったばかりに一瞬で使ってしまった。それ以来、老後の不安が胸の奥にどっしり居座っていて、ふとした拍子に泣き出したくなる……。「老後の資金がありません」は、お金の使い方に生き方そのものが表れるという思いから書いた小説です。
今回の映画は、原作を超えてさらに広がりを見せてくれます。あの小説がどんなふうに表現されるのだろう。映画には小説とは異なる感動と面白さがある。そう思うと、原作者としてもワクワクしてきます。
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