ファーストサマーウイカ:映画「ジュマンジ」続編で念願の声優初挑戦「願ったりかなったり」 「BILLIE IDLE」解散後は…

12月13日公開の映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」PRのため、MANTAN編集部を訪問したファーストサマーウイカさん
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12月13日公開の映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」PRのため、MANTAN編集部を訪問したファーストサマーウイカさん

 5人組音楽グループ「BILLIE IDLE」のメンバーで、ドラマやバラエティー番組でも活躍中のファーストサマーウイカさんが日本語吹き替え版の声優として出演する映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」(ジェイク・カスダン監督)が12月13日に公開される。このほど、映画PRのためにMANTAN編集部を訪問した彼女に、今回声優に初挑戦した感想、今年1年間の活動の反響、グループ解散後の活動などについて聞いた。

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 ◇バラエティー&ドラマの出演で街の声かけ増 解散後の展望は…

 ファーストサマーウイカさんは、1990年6月4日生まれ、大阪府出身の29歳。高校卒業後、地元・大阪の劇団に5年在籍した後、2013年にアイドルグループ「BiS(ビス)」に加入。翌年に「BiS」が解散し、現在は「BILLIE IDLE(ビリーアイドル)」のメンバーとして活動している。近年は、コテコテの関西弁で繰り出される抜群のトークと毒舌で、「ワイドナショー」(フジテレビ系)、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)などに出演。

 今年7月期に放送された連続ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」(TBS系)では、マダム、フリーアナウンサー、ギャルなど毎回異なる役で登場し、話題になった。活躍の場が増えたファーストサマーウイカさんは「街で声をかけてもらえる機会がはるかに増えました(笑い)。今までは、アイドルに詳しい方とかばかりだったので。年齢層が違う方に声を掛けてもらったり、『握手してください』と言ってくださったり、純粋にうれしいです」と、大きな身ぶり手ぶりを交えて、喜びを語る。

 「BILLIE IDLE」は、今年12月28日の全国ツアー「BILLIE IDLE TOUR LAST ORGY」のフィナーレで解散予定。その後の活動について聞くと「今後は1人になる。自分の居場所ではないけど、プロジェクト的な場所があると帰ってこられる場所になっていいのかなと思っていて、バンドでもいいし、アーティストとして何か続けていければ」と答えた。

 今後、やってみたい仕事には、「ミュージカルに出演したことがないので、ミュージカルの舞台や映画に出演してみたいです。肩書は気にしていないので、呼ばれたら何でも仕事を受けたいと思います」と語り、満面の笑み。

 ◇声優業の難しさを体験「職人技だな」

 「ジュマンジ/ネクスト・レベル」は、2017年に米国で公開された、ドウェイン・ジョンソンさん主演の「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編。前作でジャングルを舞台にしたゲームをクリアした4人の高校生が、スケールアップした過酷なステージに直面し、奮闘する……というストーリー。

 声優を志していた時期があり「学校にもちょっとだけ通っていた」という過去があるファーストサマーウイカさんは、今回、米女優のオークワフィナさんが演じる物語の鍵を握る新キャラのミン・フリートフット役の声を担当する。

 声優になりたいと思ったきっかけは「小学生の頃にゲームが好きで、ゲームの声優さんに憧れた」ことだった。映画はゲームが題材で、声優という夢もかなったファーストサマーウイカさんは「願ったりかなったり! 一石二鳥の仕事でうれしいです(笑い)」と声を弾ませる。

 アテレコに挑戦し、「せりふに感情や抑揚を付ける難しさのほかに、台本をめくる音に気を付けないといけなかったり、しゃべり出しがカウントで決まっていて、口のタイミングを合わせるなど、いろいろなところに神経を配らないといけないんだなって学びました」と明かしつつ、「舞台や映像作品だったら、目の前の役者さんとの呼吸を合わせればいいのですが、声優さんはコンマ何秒という世界で、声を合わせなければいけない。職人技だなと感じました」と語り、真剣な表情。

 自身の出演シーンについては「意外と出番が多いので、皆さん、びっくりすると思います。『こんな重要な役やってるの?』って(笑い)」と語り、「私がしっかり活躍できているか、ちゃんと仕事をしたのか、ぜひ、劇場に確認しに来てほしいです!」と、アピールした。

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