木村拓哉:「グランメゾン東京」撮了で「さみしく感じる」 鈴木京香、玉森裕太らコメントも

「グランメゾン東京」でクランクアップした木村拓哉さんと鈴木京香さん(C)TBS
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「グランメゾン東京」でクランクアップした木村拓哉さんと鈴木京香さん(C)TBS

 木村拓哉さんが主演を務め、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送中の連続ドラマ「グランメゾン東京」で、主人公の尾花夏樹を演じた木村さん、早見倫子役の鈴木京香さん、平古祥平役の玉森裕太さん、芹田公一役の寛一郎さん、松井萌絵役の吉谷彩子さん、丹後学役の尾上菊之助さん、久住栞奈役の中村アンさん、相沢瓶人役の及川光博さん、京野陸太郎役の沢村一樹さんたちがこのほど、クランクアップを迎えた。

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 約5カ月にわたり料理と向き合った木村さんは「これで撮影が終わってしまうということに少しがっかりしているし、まだ認めたくない。さみしく感じています。それだけ、この現場で過ごす日々がすごく楽しかった」と語り「キャストやスタッフの皆さんの“心遣いの詰まった現場”だったので、すごく感謝しています。本当に、ありがとうございました」とあいさつした。

 ドラマは、パリにオープンさせた自分の店が二つ星を獲得するも、アレルギー物質混入事件で店も仲間も全て失い、どん底まで転落した型破りなフランス料理のシェフ、尾花が、女性シェフの倫子やかつての仲間らと東京で世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く。10月20日に放送された初回の平均視聴率は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録し10週連続で2桁をキープ。第9話で番組最高の14.7%をマークした。12月25日時点で全話の総合視聴率は20%を超えている。

 最終回となる第11話は、12月29日午後9時から30分拡大版で放送される。

 ◇木村拓哉さんのコメント

 これで撮影が終わってしまうということに少しがっかりしているし、まだ認めたくない。さみしく感じています。それだけ、この現場で過ごす日々がすごく楽しかったです。(サプライズでクランクアップの現場に駆け付けた寛一郎さんに対して)サプライズで寛一郎が現場に駆けつけてくれたのですが、このシーンを撮り始める前に、現場の前をウロウロしているのを見てしまって、サプライズが台なしではあったのですが(笑い)、でもそんな気持ちがうれしいですし、寛一郎だけではなく、キャストやスタッフの皆さんの“心遣いの詰まった現場”だったので、すごく感謝しています。本当に、ありがとうございました。

 ◇鈴木京香さんのコメント

 無事にクランクアップするのはうれしいもので「終わりたくない」なんて思うことはなかなかないのですが、今は少しそんなさみしい気持ちもあります。この作品で皆さんとご一緒させていただいて、例え現場の時間が押して夜中になってしまったときも(笑い)、心から楽しく、本当に幸せでした。良い経験を積ませていただきました。宝物になりました! そして、キャプテン・木村さんは最高のシェフです! またご一緒できるように頑張りたいと思います、本当にありがとうございました。

 ◇玉森裕太さんのコメント

 本当にお世話になりました! 本当にありがとうございました! 平古祥平という役が自分の中ですごく挑戦で……。難しくて、苦しくて、そんな日々が続いていたのですが、とてもやりがいがあって充実した日々だったなと思います。それに、木村さんと今回初めてこう
やって長い時間お仕事をさせていただいて、キャプテンの偉大さ、そして座長としてのたたずまいなども学ぶことができた場でした。忘れないように、今後の仕事にもちゃんと生かしていきたいと思います。

 ◇寛一郎さんのコメント

 みなさんと3カ月一緒にいさせていただきましたが、早かったですね。みなさんの結束力がどんどん高まって、本当に楽しい現場でした。そしてなにより、僕が演じた芹田公一という役をみなさんが可愛がってくださって、愛してもらえたことにすごく感謝しています。みなさんに感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

 ◇吉谷彩子さんのコメント

 すごく楽しい現場でした。ムカつくけど、でも人から愛されなければいけない“松井萌絵”という役柄が今までやってきたどの役よりも難しくて……。ですが、その中で、スタッフのみなさん、キャストのみなさんとヒントを出し合いながら、答え合わせをしながら演じることができて、最後まで自信を持って演じられたと思っています。

 ◇尾上菊之助さんのコメント

 素晴らしいスタッフのみなさま、共演者のみなさまとかけがえのない時間を過ごさせてい
ただきました。お芝居のはずなのに、最後にはミシュランの星を獲れるか獲れないか、それでうれしかったり悔しかったりと、感情があふれている自分に気付きました。また、皆様にご心配をおかけしたこともありましたが、最後まで丹後学という役を無事に全うできたことをうれしく思っています。素晴らしい方たちに囲まれて役を生きることができたなとすごく実感しました。

 ◇中村アンさんのコメント

 最初はフードライターという役だったのですが、グランメゾンの仲間に入ることができて……。素晴らしいキャストのみなさんとスタッフのみなさんと、そして久住栞奈という役がすごく大好きでした。本当に得るものがたくさんありました。ありがとうございました。

 ◇及川光博さんのコメント

 大人の青春がテーマの作品でございました。相沢瓶人さんはもちろんですが、僕自身も大人の青春を味わわせていただきました。「熱くて何が悪い!」「熱くなって何が悪いんだ!」。そういう気持ちでベストを尽くしました。「Do my BEST!」。たっくん(木村さん)がプレゼントしてくれたスタッフジャンパーのここ(胸元の「I’ll do my BEST!!」のメッセージを指さしながら)を、メークの直しをするときに毎回読んでいました。(木村さんに対して)それ、狙いだった(笑い)? 「Do my BEST!」 ありがとうございました!
 ◇沢村一樹さんのコメント

 暑い時期から始まってパリにも行かせていただいて。実際にこの(グランメゾン東京のセット)撮影が始まったら、ここはまだ全然完成されていないただの倉庫みたいなところから始まって、1人ずつ1人ずつ仲間が増えていって……。この歳になってもこんなにいろんな刺激をもらえることがあるんだと驚きの毎日で、本当に素晴らしい現場だったと思います。それはここにいるみんなのおかげだと思います。京香さんとも何度も共演して夫婦もやらせてもらったりしてリラックスした空気の中だったし、木村くんと連ドラをやるのは初めてでしたがこんなに刺激を受けるのは初めてでした。一緒に仕事をできて最高でした。素晴らしかったです。いつか、もしかしたらスペシャル放送があるかもしれない(笑い)! それまで一生懸命この仕事を頑張って、またみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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