フジ井上清華アナ:入社2年目で感じた“もどかしさ” 「めざましテレビ」ファミリーが支えに

朝の情報番組「めざましテレビ」でサブキャスターを務めている井上清華アナウンサー
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朝の情報番組「めざましテレビ」でサブキャスターを務めている井上清華アナウンサー

 フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前4時55分)で、はつらつとした笑顔でニュースを視聴者に届ける井上清華アナウンサー。2018年4月に入社し、今年の4月に3年目を迎えるが、ニュースや情報を「上手に伝えることができず、毎日、反省です。2019年はもどかしさがあった1年だった」と振り返る井上アナに、「めざましテレビ」の制作の裏側や、2020年の目標などについて聞いた。

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 ◇毎日が試行錯誤 伝えることの「難しさ」実感

 2018年4月に入社した井上アナは、同年10月から「めざましテレビ」に出演。番組に出演してからは「なかなか入ることができない場所で取材ができたり、歴史的瞬間に立ち会えたり、いろいろな方に出会えたり。落ち込んで反省することも多いのですが、毎日が楽しいです!」と声を弾ませる。

 しかし、その一方で、入社2年目に入り「ある程度のことができないといけないのに、うまくできず、葛藤というかもどかしさを感じることもあります」と心境を吐露する井上アナ。伝えることの「難しさ」を感じたといい、「一瞬の出来事を伝えないといけないのに『きちんと伝えることができなかった』『もっと適切な言葉があった……』などと、毎日、試行錯誤を繰り返しています」と明かす。

 ◇永島優美アナの自宅で食事会も めざましテレビの魅力はファミリー感

 「めざましテレビ」では、日々のニュースだけではなく、メインキャスターの三宅正治アナや永島優美アナが中心となって、出演者たちとさまざまな情報を明るくユニークな会話などを交えながら伝え、お茶の間を楽しませている。番組の一番の魅力を「ファミリー感です!」と言い切る井上アナ。三宅アナと軽部真一アナは“お父さん”、永島アナは“お母さん”、生田竜聖アナは“お兄ちゃん”のように慕っているそうで、自身については「スタジオの中だと末っ子」と表現する。

 めざましファミリーの仲の良さについては「永島アナが自宅で食事会を開いてくれることがあって、おいしい食事をいっぱい作ってくれます(笑い)。仕事のことより、プライベートの話をすることのほうが多いかもしれません」と明かす。さらに、放送終了後には「三宅アナが食事に誘ってくれます」と話し、「番組に出演し始めた当初は、普段とオンエアが『こんなに同じなのか』って驚きもしましたが、本当に普段と番組に出演している時の雰囲気が一緒なんです。その仲の良さが番組のファミリー感につながっている部分もあると思います」と、秘訣(ひけつ)を語る。

 もちろん仲が良いだけではなく、「ちゃんと指導もしてくださいます。上手にできなかったときは一緒に映像を見て、指摘してくれます」と関係性を明かす。よく相談する相手は「やはり、お母さんの永島アナです。相談しやすくて、頼りがいがある先輩です」と感謝する。

 そんな“末っ子”の井上アナにも、後輩となる2019年入社の藤本万梨乃アナが昨年10月から番組に加入。リポーターを務める藤本アナについて「しっかりしていて、時々、どちらが相談しているのか分からなくなるときもありますが、私が1年多く仕事をしていますし、デスクの席も隣なので、街頭インタビューの段取りとか、自分が新人時代に困った経験を伝えるようにしています」と明かす。「藤本アナとは同じ福岡県出身で、同い年。後輩ではあるけど同期のような感覚で接してもらえるように、心がけている」といい、自身もファミリーの新たな一員の支えになろうとしている。

 ◇3年目の目標は…

 今年の目標については「東京オリンピックという、日本にとって特別な年になると思います。オリンピックに少しでも携われるように頑張りたいと思います」と掲げる。

 さらに、「番組でも、オリンピックについていろいろと取材をさせていただいてきました。今後も、“めざましファミリー”総動員で、オリンピックを盛り上げるお手伝いをしたいと思っています。3年目はこのオリンピックイヤーをかみしめたいと思います!」と目を輝かせていた。

 「めざましテレビ」は、2020年1月6日午前4時55分から放送。井上アナは月・水~金のサブキャスターとして出演する。

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