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11月21日(木)放送分
歌舞伎俳優の尾上菊之助さんがナウシカ役で出演し、12月6~25日に新橋演舞場(東京都中央区)で上演された新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組「密着3000日!尾上菊之助 新たなる挑戦~ナウシカ歌舞伎の壮絶舞台裏~」が、2020年1月4日午前10時半~11時半にテレビ朝日で放送されることが12月30日、明らかになった。
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「風の谷のナウシカ」は1984年に劇場版アニメも公開された宮崎駿監督の名作マンガが原作。歌舞伎化は宮崎作品としてはもちろん、スタジオジブリの関連作品でも初めてで、菊之助さんが自ら企画し、5年がかりで舞台を実現させた。1982年からアニメ誌「アニメージュ」(徳間書店)で連載されたマンガ版全7巻を歌舞伎化するという壮大な試みで、全六幕三十七場を昼の部、夜の部を通して上演し、上演時間が7時間を超える大作となった。
ナウシカの故郷で辺境の小国「風の谷」、陸地の大部分を覆い尽くす「腐海」、ナウシカと対となる皇女クシャナ(中村七之助さん)を擁する王国「トルメキア」などの舞台大道具を制作。さらに、腐海最大の蟲「王蟲(オーム)」や巨大な人工生命体「巨神兵」などの創造物、そして「メーヴェ」「ガンシップ」をはじめとする飛行物体をどのように造形し、歌舞伎ならではの手法で操ったのか。菊之助さんとスタッフの挑戦を、カメラが追う。
また、上演3日目に菊之助さんは「トリウマ」というキャラクターに乗って花道から引っ込もうとした際に転落し、左ひじの一部を亀裂骨折。けがの直後、腕をつった状態で、番組のカメラだけに心境を明かし、「なんとしても公演に穴を空けずに、遂行したい」と語っている。
番組では、新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」のメーキングと共に、歌舞伎の名門「音羽屋」尾上菊五郎家の長男として生まれた菊之助さんの魅力に迫る。ナレーターは俳優の中村倫也さんが担当した。