1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回（3月1～7日）は、「第43回日本アカデミー賞」で「天気の子」が最優秀アニメーション作品賞に選ばれたニュースや「第14回 声優アワード」が発表された話題などが注目された。

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　3月1日、「Re：ゼロから始める異世界生活」の長月達平さん、「魔法少女リリカルなのは」の藤真拓哉さん、「ガールズ＆パンツァー」の鈴木貴昭さんが手がけるオリジナルアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」が制作されることが分かった。長月さんがシリーズ構成・脚本、藤真拓哉さんがキャラクター原案、鈴木さんが世界観設定・設定考証をそれぞれ担当する。大空をあおぐ少女と青空を駆ける機体が描かれたティザーイラストも公開された。

　3月2日、人気ゲーム「Fate」シリーズの劇場版アニメ「Fate／stay night［Heaven’s Feel］」（須藤友徳監督）の第2章「II.lost butterfly」が、3月22日午後6時半からTOKYO MXで放送され、AbemaTVでも同時配信されることが分かった。第2章が地上波で放送されるのは初めて。

　3月2日、アニメ制作に従事する人々の奮闘を描いたアニメの劇場版「SHIROBAKO」（2月29日公開）が、週末2日間（2月29日、3月1日）の映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）で3位になったことが分かった。

　3月3日、マンガ誌「別冊少年マガジン」（講談社）で連載中のマンガ「100万の命の上に俺は立っている」がテレビアニメ化され、10月から放送されることが明らかになった。上村祐翔さんが主人公・四谷友助を演じるほか、久保田梨沙さんが新堂衣宇役、和氣あず未さんが箱崎紅末役、小市眞琴さんが時舘由香役として出演する。「アンゴルモア元寇合戦記」「12歳。～ちっちゃなムネのトキメキ～」などに参加してきた羽原久美子さんが監督を務め、「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」などのMAHO FILMが制作する。

　3月4日、「ハヤテのごとく！」などで知られる畑健二郎さんがマンガ誌「週刊少年サンデー」（小学館）で連載中のマンガ「トニカクカワイイ」がテレビアニメ化され、10月に放送されることが分かった。アニメ化を受け、畑さんの描き下ろしイラストも公開された。

　3月5日、アニメやゲームなどが人気の「BanG Dream！（バンドリ！）プロジェクト」の新バンド「Morfonica（モルフォニカ）」が、“第4のリアルバンド”として活動することが分かった。「Morfonica」は、スマートフォン向けゲーム「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！」の新バンドとして登場することが3月1日に発表されており、声優陣がステージで楽器も演奏する“リアルバンド”として活動することになった。

　3月5日、ハヤカワ文庫JA（早川書房）の宮澤伊織さんの小説「裏世界ピクニック」がテレビアニメ化されることが分かった。「STEINS；GATE」などの佐藤卓哉さんが監督を務めるほか、シリーズ構成を担当し、「アルスラーン戦記」などのライデンフィルム、「ネコぱら」などのFelixFilmが制作する。花守ゆみりさんが主人公・紙越空魚、茅野愛衣さんが紙越空魚と裏世界をサバイバルする仁科鳥子をそれぞれ演じる。

　3月6日、「第43回日本アカデミー賞」の授賞式が東京都内で開催され、新海誠監督の「天気の子」が最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。

　3月7日、声優の花江夏樹さんが、1年で最も活躍した声優に贈られる「第14回 声優アワード」の主演男優賞に選ばれたことが分かった。花江さんはマンガ誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）で吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんが連載中のマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃（きめつのやいば）」で主人公・竈門炭治郎（かまど・たんじろう）を演じたことも話題になった。主演女優賞は、古賀葵さんだった。