タレントのりゅうちぇるさんが4月8日、東京都内で行われたバンタンの全専門スクール合同の「令和2年度 バンタン入学式」に登場。新型コロナウイルス感染拡大の影響から、学生を入れないインターネットによるライブ中継となり、終了後に取材に応じたりゅうちぇるさんは、「初めてですね。講義に呼んでいただいたこともないです」と初の大役に笑顔を見せるも、「ファンや入学される方から(SNSなどで)『入学式で会える予定だったから残念』とか、そういう声をもらっていたのですごく残念」と寂しそうにコメント。現状を踏まえた方法については、「いい判断だったと思います」と納得の表情を浮かべていた。
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りゅうちぇるさんは、「自己肯定感を高めること、自分を認めてあげるということが大事」など、自分が好きなことを仕事にするための秘訣(ひけつ)を自身の体験談を交えながら、約2800人の入学生に配信を通じてスピーチ。終了後には、「スピーチの中でもちょっとだけボケたりしたつもりですけど、“無観客”なので『あはは』の『あ』も拍手の“は”も聞こえずみたいな感じで気まずかったし、ちょっと寂しかった」と苦笑いで話し、「初めて入学式でスピーチさせていただくし、みんながこれから学生生活を始める大事な式なので、(新入生の)顔を見たかった。それでも、いい緊張の中でできたかなと思います」と振り返った。
自宅で過ごすことが多い今、りゅうちぇるさんは「子どもを第一に考えることが大事。子どもがストレスのないように、個性に合わせて遊びを用意してあげることを大切にしている」と明かし、「普段、仕事をしたりとかして夫婦の関係とかもいいポジション、いい距離感だったのが、おうちにいることでピリピリすることもあると思うので、そういうときこそコミュニケーションをいっぱいとっている」と妻でタレントのぺこさんとの関係性も語った。
また全国の新入生、新社会人に向けてコメントを求められると、「新生活のスタートが踏めないというちょっともやもやした気持ちもあると思いますけど、通学や通勤しないというのは冷静な判断だと思う」と神妙な表情。続けて、「今だからこそできることが絶対あると思うし、おうちの時間って実は今の人々にとって必要なことかもしれない。自分の充電期間や自分をプラスに強化させる知識や技術を増やしたりする時間と考えるのもいいのでは」と持論を交えつつメッセージを送っていた。