芸能事務所「レプロエンタテインメント」が主催する「映画をつくりたい人」を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」のグランプリ6作品が4月21日、決定した。観客の心を揺さぶる“感動する”企画を募集し、同社出資で製作する映画コンペティション企画で、製作が決定したグランプリ作品6作品は、宮沢氷魚さんや福地桃子さんら同社に所属する俳優が主演を務める。
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グランプリに選ばれた葛里華(かつ・りか)監督の「はざまに生きる、春(仮)」は宮沢さん、井樫彩監督の「あの娘は知らない(仮)」は福地さん、ふくだももこ監督の「炎上する君」はうらじぬのさん、飯塚花笑(かしょう)監督の「世界は僕らに気づかない(仮)」は堀家一希さん、木村聡志監督の「階段の先には踊り場がある(仮)」は植田雅さん、都楳勝(つうめ・まさる)監督の「夢の中」は山崎果倫さんが主演を務める。
「はざまに生きる、春(仮)」で主演を務める宮沢さんは、「初めて脚本を読んだときから引き込まれ、作品を手がけた葛里華さんともお話をして、彼女の熱量に感激しました」とコメント。葛監督も「宮沢さんは、拝見するたびに、まなざしやたたずまいから、彼にしか出せない唯一無二の存在感と、目が離せないミステリアスな魅力を感じていました。さらに彼が紡ぐ言葉たちからは、彼の心の美しさがビシバシと感じられ、“素直さ”が重要となる(主役の)屋内透役を、絶対演じていただきたい!と思っていたので本当に光栄です」とコメントしている。
また、「あの娘は知らない(仮)」で主演を務める福地さんは、「未知な部分への楽
しみと不安と向き合いながら、いい作品になるように全力を尽したいと思っています」と話し、井樫監督も「福地さんと一緒に作品を作れること、とても楽しみでなりません。だれかの、だれか一人の心に届く作品を作れればいいなと、思っています」と意気込みを語っている。
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