新サクラ大戦:“ロシアコンビ”和多田美咲×白石晴香 プレッシャー、感動も アフレコの裏側

アニメ「新サクラ大戦 the Animation」の一場面(C)SEGA/SAKURA PROJECT
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アニメ「新サクラ大戦 the Animation」の一場面(C)SEGA/SAKURA PROJECT

 人気ゲーム「サクラ大戦」シリーズの新作テレビアニメ「新サクラ大戦 the Animation」が4月からTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11で放送されている。「サクラ大戦」は、ゲーム第1作が1996年に発売。「サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~」以来、約14年ぶりの新作ゲーム「新サクラ大戦」が昨年12月に発売。アニメ「新サクラ大戦 the Animation」は、オリジナルキャラクターとしてロシアの莫斯科(モスクワ)華撃団のクラーラ、レイラが登場することも話題になっている。クラーラ役の和多田美咲さん、レイラ役の白石晴香さんに新作アニメについて聞いた。

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 ◇新作制作に驚きも

 --「サクラ大戦」のイメージは?

 白石さん 知らない人はいないくらいの大作。タイトルを聞くと歌が思い浮かびます。まさか自分が携われるとは思っていませんでした。

 和多田さん カラオケで「檄!帝国華撃団」を歌っていました!

 白石さん 私も歌っていました。新作が作られることにもびっくりしました。オーディションのチャンスをいただけたことだけでうれしかったです。光栄です。

 和多田さん 私もオーディションのお話をいただいて「ええ! あの!?」と驚きました。出演させていただくことになり、感謝の気持ちでいっぱいです。プレッシャーもあるのですが。

 --プレッシャーがある中、どのように役作りをした?

 和多田さん 最初は、キャラクターの詳細が分からない状態で、台本を読み進めていきました。劇中で花組の皆さんに引っ張られて、キャラクターのことが段々分かっていき、クラーラのことを近く感じるようになりました。クラーラは最初、記憶がありませんし、演じるのが難しかったところもあります。ただ、クラーラは仲間意識が強くて、想像できないくらい変化していくんですね。変化も意識していました。

 白石さん レイラは物語の鍵を握るキャラクターで、ミステリアスでもあります。愛の形にはいろいろありますが、愛の感情が最初と終盤では変わります。葛藤する姿に注目していただきたいです。表現が難しかったのですが、皆さんに引っ張っていただきながら、手探りで演じさせていただきました。

 ◇アフレコ秘話 動物話も

 --アフレコの様子は?

 白石さん レイラ、クラーラは立ち位置が複雑ですし、アフレコの合間に(和多田さんと)二人でどうあるべきかを話し合っていました。ストーリーはシリアスなところもありますが、アフレコは和やかでした。(司馬令士役の)杉田(智和)さんに「ここがいいんだよ!」と作品のさまざまな魅力を教えていただけたり。

 和多田さん クラーラはさくらに懐くんですけど、私も(さくら役の)佐倉(綾音)さんに引っ張っていただきました。緊張していたのですけど、すごく助けていただきました。それと、(クラリス役の)早見(沙織)さんと隣の席になることがあって、二人で作品とは関係ない動物の話をしたり……。私がハムスターを飼い始めたので、可愛いね!と盛り上がっていました。

 --出演することで改めて感じた「新サクラ大戦」の魅力は?

 白石さん ステージで華やかに歌っていたキャラクターが、戦いになると表情が変わります。そのギャップにグッときて、熱くなるところがあります。一つの作品でいろいろな要素があって、一つ一つが軸として強いんです。改めてそう感じました。

 和多田さん やっぱり曲がすごいですよね。オープニングの「檄!帝国華撃団<新章>」がすごく刺さるんです。半端ないです。あの曲が始まった瞬間、こうくるんですね!と感動しました。田中公平様!!ってなりました。

 --新作アニメならではの見どころは?

 白石さん 3DCGで絵が美しいです。色の鮮やかさが印象的で、キャラクターの表情もすてきです。迫力がさらに増しています。

 和多田さん 舞台のシーンがすごいですよね。見入っています。衣装も可愛い! あざみさんの衣装が好き! さくらさんの戦闘服も可愛いです! キャラクターの髪や肌もきれいなんですよね。つやつやです。

 白石さん 瞳の力強さも感じますね。レイラは目が格好いい!

 和多田さん 確かに瞳もキレイですよね。クラーラは可愛らしいイメージがあったのですが、目がしっかりしています。細部もぜひ見てください!

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