フジ宮司愛海アナ:「気分を変えたくて」ショートカットに 「潜在能力テスト」ではオードリー若林とタッグを組んで4年目

フジテレビの宮司愛海アナウンサー
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フジテレビの宮司愛海アナウンサー

 フジテレビ入社6年目の宮司愛海(みやじ・まなみ)アナウンサーは、スポーツニュース「S-PARK」(土曜深夜0時35分、日曜午後11時15分)でメインキャスターを務める一方で、バラエティー番組「潜在能力テスト」(火曜午後8時)の進行も担当。同番組でMCを務めるお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭さんとはタッグを組んで4年目に入り、「ヒップホップが好き」という意外な共通点もあり、息もぴったりの様子だ。宮司アナに、メークやファッションのこだわり、趣味の料理や音楽について、バラエティー番組に出演する際に気をつけていることなどを聞いた。

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 ◇髪を短くした理由、こだわりは…

 宮司アナといえば、トレードマークといえるほどショートカットの印象が強いが、「大学2年生の頃が一番長くて、胸の下くらいまでのセミロングだったと思います。学生時代に短くボブにしていた時期もあったので、社会人になり、2017年の初めにショートカットにした時も、抵抗はなかったですし、ちょっと気分を変えたいというのが髪を短くした理由でした」と話す。

 こだわりは「カラーで透明感や立体感を出し、いろんなアレンジができるよう表面の毛は長めのカットにしてもらっています。最近は、襟足長めで外はねにするのが、自分の中でのトレンドです。10年近くお世話になっている美容師さんと『どうする?』って話しながら決めたり、『この髪形も少し飽きてきたから、こういうふうに変えようか』と相談したりしながら決めることが多いです」と語る。

 ちなみに好きなショートカットの女性は「(女優の)吉瀬美智子さん。同郷の先輩でもありますし、みずみずしさもあって、色気もあって、美しさと可愛らしさを併せ持つ女性はなかなかいらっしゃらないので、すてきだなと思います」と目を輝かせる。

 ◇鍛えたボディーラインに「自分もテンションが上がる」

 宮司アナのメークのこだわりは「しっかり保湿をして肌作りをしてから、ベースメークに時間をかけること」で、「最近は保湿のためのスペシャルケアとして炭酸パックをしています」と明かす。さらに「定期的に皮膚科に通ってビタミン剤をもらったり、セルフケアだけではできないこともあるので、医療美容に頼ることもあります」と意識の高さがうかがえる。

 「アイシャドーはその日着ている服に合わせる」という宮司アナ。普段のファッションは「8割がたパンツスタイルです。デニムも好きですが、最近は形のきれいなドレスパンツや、スラックスなどを好んではいています。全体的なスタイルとしては、カジュアルでありつつも、きちんと感の出る雰囲気になるようにしています」と明かす。最近購入したのは「深緑のタイトなニットスカート。秋冬に向けていいなと思って……」と話し、「この1年、体のラインが出るような服も好きになってきました」という。

 その理由は「1年半くらい前から鍛えているので、体のラインを出してみようかなと(笑い)」といい、「体のラインがきれいになってくると、自分もテンションが上がるので。ワイドな服が流行していますが、今はタイトスカートなどに挑戦してみようかなという気持ちになっています」と語る。

 スポーツニュースを担当していることも影響したようで、「取材で体を動かしているアスリートたちの姿を近くで見ていると、自分も動きたいなと思うようになりました。もともとダンスをやっていて、体を動かすことは好きなので、ライフワーク的に続けられるといいなと思っています」と明かす。

 最近では「ジムに週1回ほど通ったり。キックボクシングに行ったり。いずれはハーフマラソンを走れるようになったらいいなとも思っています」と体を鍛えるのが楽しくなり、「上の方だけですが、腹筋が縦に割れています。腹斜筋も付いてきました。腹筋を鍛えると声も姿勢も良くなるような気がします」と目を輝かせる。

 ◇友人を呼んで手料理 食器やカトラリー集めも

 料理が趣味という宮司アナは、「同郷の友達だったり、学生時代の友人だったり、友達を呼んで、自宅でご飯を食べるというのが趣味になっていて」と笑い、「最近は、高校の友達にレシピを教えてもらったスペアリブのママレード煮を圧力鍋で作りました」という。

 最近で一番上手にできた料理は「スキレットで作ったオムレツ。ちょっと前に家の近くのイタリアンで食べたオムレツがすごくおいしくて、これを自分で作りたいと思って再現してみたんです。ほぼそのまま再現できたので、自分でもちょっと感動しました(笑い)」とうれしそうに語る。

 料理の面白さは「作っているとき、夢中になれることでしょうか。音楽を聴きながら料理を作っていると、すごくストレス解消になるんです。集中できるのと、形として料理が出来上がるので、達成感があり、おなかも満たされますし、献立を考えているときも楽しいです」と笑顔で語る。

 食器やカトラリーを集めるのも趣味で、「作る料理に合わせてお皿を変えて雰囲気を出すのが好きなので、あらゆる大きさや種類、素焼きとか、透明でカルパッチョなどを盛りつけたいお皿とか黒のプレートとか、本当にいろんなジャンルのお皿がどんどん増えています(笑い)。カトラリーは、重みがあるお箸とか、模様が細かく施されているティースプーン、木のスプーンなど、いろいろなジャンルのさまざまなサイズのスプーンやフォークを集めています。毎日、料理を作ってはどれに盛ろうかな、どれを使おうかなと考える時間が楽しいです」と顔をほころばせる。

 ◇オードリー若林とは音楽の話で盛り上がることも「人を傷つけない笑いがすてき」

 バラエティー番組「潜在能力テスト」で共演している「オードリー」の若林さんとは、音楽の趣味が似ているといい、最近、「好きなヒップホップの話で盛り上がることもあります」と楽しそうに語る。

 若林さんと最初に仕事をしたのは入社2年目の2016年の「27時間テレビ」だったといい、その翌年に「潜在能力テスト」が始まった(放送は2017年4月スタート)。宮司アナは、タッグを組んで4年目に入った若林さんについて「人を傷つけない笑いがすてきだなと思います」と語り、「ツッコミ方一つにしても、これまでいろいろな人と会話をする中で、相手のことを考えながら生きてきた方なんだなと思いますし、独特のツッコミの角度は、きっとセンスだけじゃない、努力のたまものだと思うので、本当にすてきな方だなと思います」と絶賛する。

 若林さんからは「『びっくりするくらい堂々としているよね』とお会いした最初の頃に言われました。音楽の趣味もそうですが、『宮司さんって本当に変わっているよね』と言われることが多いです」と明かす。

 そんな宮司アナの憧れの女性は、「女性ラッパーのAwich(エイウイッチ)さん」だといい、「最初は、音楽がカッコいいと思って興味を持ったのですが、バックグラウンドだったり、インタビュー記事を読んでみると共感することがすごく多くて。女性としての強さ、しなやかさ、苦しい、悲しいことを乗り越えて、人を愛することの大事さに気づく……。音楽はもちろん、彼女が歩んできた人生も含めて、人として、女性としての強さに日々励まされています」と語る。

 「潜在能力テスト」に出演する際は「進行に当たっては、空気を乱さず、その場になじむこと、頑張りすぎないことなどを大切にしています」という宮司アナ。番組の見どころについて、「知識よりも、ひらめきだったり、発想力だったり。それこそ潜在能力だったり、自分でも気づかなかった自分の発想力に気づく番組でもあります。お子さんも一緒に楽しめますし、頭の体操になる番組だと思うので、ぜひご家族で見ていただきたいです」とアピールしていた。

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