こどものグルメ:「孤独のグルメ」原作者のグルメマンガ テレビ東京でドラマ化

特番ドラマ「こどものグルメ」主演の石井心咲さん=テレビ東京提供
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特番ドラマ「こどものグルメ」主演の石井心咲さん=テレビ東京提供

 人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の原作者として知られる久住昌之さんのグルメマンガ「こどものグルメ」が、テレビ東京でドラマ化されることが10月13日、明らかになった。主人公で、小学4年生の女の子、蓬野杏(よもぎのあん)を石井心咲さんが演じる。

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 「こどものグルメ」は、久住さんが原作、安倍吉俊さんが作画を担当し、電子書籍レンタルサイト「 Renta!」で連載されているマンガ。食べることが一番の楽しみである杏は共働き家庭の長女で、平日の家はいつも杏と弟の栗(くり)でお留守番。自分にしかできないおいしいものを作って食べようと思い立ち、自由すぎる奇抜な発想で予測不可能な料理を作る……という展開。

 石井さんは「オーディションに合格したと連絡があった時は、びっくりして一瞬時間が止まったようでした。でもだんだんと実感が湧いてきて、『どんな撮影になるのかな? どんな物が食べられるのかな?』とワクワクは増すばかりでした!」とコメント。

 久住さんは「『こどものグルメ』、まだ単行本にもなっていないのにドラマ化、ちょっと戸惑いましたが、ありがたく、うれしいです」といい、「このマンガは、今までの、いわゆるグルメからハミ出した『大人がちょっと顔をしかめるおいしさ』を描いています」「ボクはこのドラマが、大人の理屈や常識を吹っ飛ばし、子供が笑って、大人もついつい笑っちゃうものになればいいなぁ、と思います。『孤独のグルメ』と同じく、テーマ曲と劇中音楽を作って、応援したいと思います。どうぞよろしく」とアピールしている。

 また、安倍さんは「今まで、自分の絵がアニメになったことはあったのですが、実写は初めての経験で、オーディションの映像で自分の描いたマンガの場面が再現されているのを見て、新鮮な衝撃を受けました。きっと素晴らしいドラマになると思います。とても楽しみです」と語っている。

 特番ドラマ「こどものグルメ」は、10月25日午後4時から放送。

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