ブレッド&バター:湘南サウンドの始祖、50周年スペシャルコンサート 11月12日にWOWOWで放送 

兄弟デュオ「ブレッド&バター」50周年スペシャルコンサートの様子=WOWOW提供
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兄弟デュオ「ブレッド&バター」50周年スペシャルコンサートの様子=WOWOW提供

 1969年にデビューした岩沢幸矢さんと岩沢二弓さんの兄弟デュオ「ブレッド&バター」が、10月10日に大手町三井ホール(東京都千代田区)で開催した50周年スペシャルコンサートの模様が、11月12日午後7時からWOWOWライブで放送される。

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 湘南サウンドの始祖として愛され続けてきた「ブレッド&バター」。コンサートでは、波の音がSEとして流れる中登場し、8月に逝去した岸部四郎さんとのユニット「シローとBREAD&BUTTER」の楽曲「野生の馬」からスタート。林立夫さん、小原礼さん、鈴木茂さん、松任谷正隆さんらのバンド「SKYE」が参加し、「湘南ガール」「HOTEL PACIFIC」「海岸線」など、海の情景が浮かぶ数々の楽曲を披露した。

 後半では、松任谷由実さんが呉田軽穂名義で提供した「あの頃のまま」を披露。幸矢さんは「ユーミン、(会場に)来てくれてます。緊張するけどマスターピースの1曲なのでしっかり歌いたい」と語った。終盤は代表曲「ピンクシャドウ」で沸かせ、「LET US LOVE」で本編を締めくくった。

 アンコールでは、スティーヴィー・ワンダーさんとの交流から生まれた「特別な気持ちで」や、「FINE LINE」を披露。最後は松任谷さんと3人で代表曲「マリエ」を歌った。幸矢さんはコンサートについて「またこんなすてきな人たちとできたらうれしい」と繰り返し述べていた。

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