水曜日のダウンタウン
電気イスゲームトーナメント 1回戦第2試合 ほか
11月20日(水)放送分
お笑いコンビ「アキナ」が初めて昼の情報番組のレギュラーMCを務める「スローでイージーなルーティーンで(スロイジ)」(月~金曜午後2時45分、関西ローカル)が、カンテレで3月29日からスタートする。レギュラー番組が続々と決まり、引く手あまたな2人だが、「M-1」「キングオブコント」といったコンテストでも「絶対優勝したい」とこだわる。秋山賢太さんと山名文和さんに話を聞いた。
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「スロイジ」は、「見取り図」が月曜、「アキナ」が火曜、ゆりやんレトリィバァさんが木曜、「ミルクボーイ」が金曜のMCを務め、水曜は注目の芸人やタレントが週替わりで担当する。月曜は得する情報、火曜は悩み事相談、水曜は料理、木曜は家、金曜はエンタメといったように、曜日ごとに異なったテーマを扱う。
タイトルの通り「スロー&イージーな午後のルーティーン」がコンセプトで、ゆったりとした進行で裏番組との差別化を図る。山名さんは「僕らネタでもテンポが遅いんですよ。だからこのテンポはすごく合っているけど、生放送でこれでいいのかな?」と不安もあったそうだが、秋山さんも「元々がしゃべるタイプではないので、ついにこういう番組がきたのかという感じです。楽しみですね」と自身を見せていた。
取材前、パイロット版を撮影していたという2人に、手応えを聞いてみると、秋山さんは「初めての経験なんですが、手応えはないかなと思ったら、これで良かったのかな……とも。今までは、『今日はよかった、悪かった』のいずれかしかなかったんですが、『よくもないし、悪くもない』という感じで」と不思議な感覚があった。山名さんも「半々でした。終わってから周囲から『めっちゃ良かった』と言われるのを待っている状態です」と述べていた。
大阪でいくつもの番組にレギュラー出演するアキナだが、意外なことに同番組と4月3日スタートの「爆裂バラエティ シャバめの象さん」(土曜深夜1時45分)でカンテレ初レギュラーとなる。秋山さんは「いろんな番組に出演して、結構手応えを感じていたんで、いつ決まるんだろうなと思っていました」とニンマリすると、山名さんから「そんなことない! 上沼(恵美子)さんの番組出たとき、圧倒されてたやろ」とツッコむ一場面も。
昨年の漫才コンテスト「M-1グランプリ2020」(ABC・テレビ朝日系)では有力視されていたものの、8位という結果に終わったアキナ。それ以降テレビで、M-1の結果を自虐的に語ることが多かった2人に、本音を聞いてみると、「いじってもらえてありがたいです」という。芸人の先輩や同期から励ましの言葉をもらうことや、いじられることも多い。印象に残ったのは、他番組でも共演している「トミーズ」からの言葉だ。
「(トミーズ)雅さんは『あかんかったなー……。ハマらんかったなー』って。でも(トミーズ)健さんは顔を見た瞬間、指を指して笑いはったんです。両方うれしかったんですよね。コンビでこんなに色が違って、こういうコンビにならないといけないと思いました」と振り返る。また惨敗で終わったM-1の結果を「人生で一番ヘコみましたね」と率直に語り、「20代じゃなくてよかったですね。もうすぐ40歳なので、次の日普通に笑いましたけど、20代だったら、全部が絶望な気持ちになっていましたよね」と笑顔で明かしていた。
挫折を乗り越え、レギュラー番組が次々と決まるアキナ。しかし、お笑いコンテストの王者には、やはりこだわりがある。秋山さんは真剣な表情で「『M-1』『キングオブコント』でも絶対優勝したいですし。どういう感覚なのかなって、いったんゴールしてみたいです。そうすれば次の目標が出てくるだろうし。目標は何十年も変わっていないので、変えてみたいですね」と語る。
山名さんも「振り返ったとき、テレビに出させていただいたきっかけは、ずっとネタ(の良さ)だったので、ネタは大事にしたいですね、優勝はしたい。それで、新しく変われると思うので」と、さらなる飛躍を誓っていた。
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2024年11月22日 18:00時点
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