着飾る恋には理由があって:川口春奈「ギャップを可愛く表現できたら」 横浜流星「今までにない挑戦的な役」

連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」で主演を務める女優の川口春奈さん(左)と共演の横浜流星さん=TBS提供(撮影:濱田英明)
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連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」で主演を務める女優の川口春奈さん(左)と共演の横浜流星さん=TBS提供(撮影:濱田英明)

 女優の川口春奈さん主演で4月20日スタートの連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系、火曜午後10時)のリモート会見がこのほど開かれ、川口さんと横浜流星さんが出席した。きれいに着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみを演じる川口さんは、「会社の中ではよろいを着ているというか、みんなのためについつい頑張っちゃうような、オンとオフが激しいキャラクター。家に帰ってきた時の(会社にいる時との)ギャップを可愛く表現できたら」と意気込みを語った。

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 ◇ヒロインは“着飾る女” 川口春奈とは「真逆」?

 ドラマは、価値観の異なる人々が一つ屋根の下で恋を繰り広げる“うちキュン”ラブストーリー。インテリアメーカーの広報として活躍する“着飾る女”真柴くるみが、価値観の異なる人々と暮らしながら、恋をしたり、友情を深めたりする中で、よろいを脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く。脚本を金子ありささんが担当するほか、新井順子プロデューサー、塚原あゆ子監督が参加する。

 真柴とひょんなことから一つ屋根の下で暮らすことになるシンプルを追求する“ミニマリスト男”藤野駿を横浜さんが演じるほか、真柴や駿の同居人で、オンラインカウンセラーとして働く関西人・寺井陽人役を人気グループ「関ジャニ∞」の丸山隆平さん、アーティストの卵・羽瀬彩夏役を中村アンさんが務める。また、真柴が働くインテリアメーカーの社長で、真柴からひそかに思いを寄せられる葉山祥吾を向井理さん、真柴たちがルームシェアして暮らすマンションの家主・早乙女香子を夏川結衣さんが演じる。

 真柴について、「頑張っている女の子」と表現した川口さんは、「結構背伸びをしたり、ちょっと無理したり、着飾ったり。誰かのために頑張っているようなキャラクター」と説明。自身の性格は真柴と「真逆」だといい、「客観的に見るとすごい大変そうだなというか、そんなに頑張らなくてもいいのにな、と思う瞬間もあります。でも、頑張ってしまう彼女の気持ちも、努力家な部分もわかったり……」と思いを話す。

 一方、横浜さんは「駿はかなり明るくて、陽気で、自由なところがある。そういう部分は僕とかけ離れています」と明かしながら、「必要なもの以外は持たないミニマリスト、というところはなんとなく共感できます」と話す。

 ドラマにちなみ、ルームシェアについて聞かれた川口さんは、「私は絶対にできないですね(笑い)」と即答。「寂しいな~っていう思いがなくなるとか、メリットもデメリットもあると思うんですけど、個人的には絶対に無理ですね(笑い)」と話した。

 横浜さんも「できない」といい、「誰かがいると思うと気が休まらないというか……自分のペース、自分の時間も大事にしたいタイプなので、今は考えられないなと思っちゃいますね」と話していた。

 ◇「はじこい」以来、2年ぶり火曜ドラマ 「間違いなく僕を大きくしてくれた」

 2019年1月期に放送された「初めて恋をした日に読む話」(同局系)以来、約2年ぶりに同枠の連続ドラマに出演する横浜さん。ピンクの髪がトレードマークの“ゆりゆり”こと由利匡平を演じたことをきっかけに人気・知名度が飛躍的に上がったこともあり、「間違いなく僕を大きくしてくれたこの火曜夜10時枠に、2年の月日を経て戻ってこられたことがうれしかったです」と話す。

 今回の陽気で自由奔放な役どころについて、新井プロデューサーら制作陣から「今まで見せたことない姿をこの作品で見せたい」と言ってもらい、うれしかったと明かした横浜さん。「台本を見て、急に僕の目の前にすごく高い壁が立ち塞がった、みたいな感じになって、『どうしよう……』みたいな。それぐらい自分にとっても挑戦的というか、今までやったことない、とてつもなく明るくて、自由人で、独特でつかめないような男なんですけど、魅力的に作っていけたらなと思っています」と意気込みを語っていた。

 ※スタイリスト:杉本学子(W H I T N E Y=川口春奈担当) 山田知佳(東京衣装=横浜流星担当) ヘアメーク:林美穂、片山栞(アーツ)

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